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「この歳でもらっていいのかわからないけど、お年玉もらった。臨時収入入ってきた。これで侑にサマンサ買ってやれる」
俺は日記にそう綴った。侑が留学するまでにはプレゼントしたいと思っていたからだ。クリスマスプレゼントの金額差で喧嘩になってしまったこともあり、俺は侑にはもうサプライズはしない方が良いと学習した。
侑から希望の商品のスクリーンショットーー**駅の☆☆に入っているという1〜2万のレーベルのもので、15,000円程度の濃いピンク色のハンドバッグーーを送ってもらったこともあり、俺はそれを参考にサマンサのお店に向かうことにする。バイクの免許をとったこともあり、バイクに乗る練習も兼ねていたのだ。
「プレゼント買いにサマンサ行く。喜んでくれたらいいな」
俺はそのように日記帳に綴った。留学までに侑の希望する、サマンサのハンドバッグを買ってあげられる男になれて嬉しかったのだ。どんな反応するだろうかとわくわくしていた。侑の喜ぶ顔が見たい一心だ。