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ニートしてたら怒られた

あれから10年という月日がたった。僕は15歳になった。僕はあれから力を磨きづづけた。

魔力によってスキルを扱えるらしい。つまり、魔力の多さと質によって同じスキルでも効果に差が出てくるということだ。今は姉さんは学園星にいっているらしい。学園という名前があるから普通の学院を想像してしまいそうになるが、学園とは名ばかりの過酷すぎる星である。また、学園は大人でも普通に行けるところだ。



そこに行った生徒は行く前といったあとではまるで顔つきが違うという。また実力も行く前と比べて格段に上がるらしい。ここまで聞くとすごくいいところのように思えてしまう。だが実際は全く違う。なんとその星では生徒は最低でも10回は死んでしまうらしい。ただ、【死者蘇生】というスキルを持った教師が死んだそばから直しに行く。そして、またその星での生活が続くといったことが行われるらしい。なぜ、そんなことを知っているのかというと、姉さんから送られてきた手紙を見ているからである。ただ、どんなことが行われているのかは門外不出で、そこだけは教えてくれない。


当然そんなところに行きたいはずもなく、家で家庭教師に勉強をつけてもらっているのである。

そして、そのあとに、家でマミチュウを見るのだ。マミチュウとは元の世界でいうYOUTUBEのようなものである。驚いたことにこっちの世界では魔力がエネルギー資源として使われているのだ。そう、電力のように。

個人個人が魔力を有しており、その規模も一人一人でかいため、ぶっちゃけエネルギーがそこをつくということはない。なんなら、今全世界の使われている魔力をたった一人で回していると聞く。確か、名前は、でぃぼ

なんちゃらとかいう名前だったと思う。


まあそういうわけで、魔力だけではなくて、技術も魔法に関してはものすごく進んでいる。難しい理論などが沢山ある。話がずれたが要はそのありがた~い技術の恩恵を受けて僕はくつろいでいるということだ。だが当然そんなニートのような暮らしをしているのだから両親からも、文句を言われてしまう。

母:あなたも、もう大人の仲間入りをしたんだから働いて社会の役に立ちなさい!

そう、この世界13歳から大人ということなのだ。しんどいと言わざるを得ない。普通まだ子供だと思うのに何をするにしても大人だから頑張れと言ってくる。

面倒くさい。だがそんなことを言う勇気が僕にあるはずがなく黙ってマミチュウを見続ける。

すると、母が耐えかねたように大声を出してくる。

母:いい加減にしなさい!2年間もゴロゴロしてそろそろ働きなさい。

僕:じゃあ、いい仕事見つけてよ。

そういうと、たいてい母はハーとため息をついて出ていくものだったがこの日は違った。

むしろその言葉を待っていましたと言わんばかりにバッと紙を出してきた。

その紙には「大人なら誰でもOK給料も1時間2000ばりです。」といういかにも怪しそうな文章が書かれてあった。いやいやこんなの明らかに怪しすぎるだろ。と思って断ろうとしたら

母:はい、見つけてあげたよ。ほら早くいってきなさい

僕:いや、でもこれは。

母:何か文句でもあるの?ないわよね。むしろあなたの代わりにあなたが働く場所を見つけてきたのだからあなたは私に感謝するべきよ。

僕:お、お父さんからOKもらってないし

母:あら、もういただきました。

僕:へあっ!?

そんな噓だろ、父は僕にとてもやさしかったはずだ。だから、ここまでニートをしても文句を言われなかったというのに。

母:早くいってきなさい!

僕:で、でも

ここで母の限界が来てしまったようだ。そのまま、何を言って言っているのかわからないまま、外にほっぽり出されてしまった。こんなのはもう行くしかないじゃあないか。


そのまま、僕は目的地であるはずの場所についた。そこは、薄暗いビルの一角にあるところだった。

こう言っては何だがかなり不気味なところだなと思う。悩んでてもしょうがないので。僕はそのいわくつきがありそうなビルに入った。


こんな感じでどんどん書いていきたいです。至らないところがあったら感想でいってください。良かったら感想や評価もつけてくれると嬉しいです。

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