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タイム・リミッド・ループ

「これは...なんなんだ!?」


学校へ行ってみると、幽残(ゆうざん)は胃腸炎ではなく、がんになったいた。


寝る。

次の日も14日。


幽残はほとんど仮死状態になっていた。


「なんなんだ!?どんどん幽残の体調が悪くなっていくぞ...?しかも...この永遠の2月14日に!?」


「そうだ!視線...だ。さっきから、幽残以外は何も変わっていない!晩御飯は毎回おでんだし、授業も同じところで笑っていた。放課後、靴箱付近にいる時の視線...。1回目は慌ててて気づかなかったが...。まずは、そいつが誰か突き止めてやる!」


放課後になった。

乱夢(らんむ)は2回目の2月14日と同じように、チョコを爆破して、靴箱を開けた。


また、あの時の視線を感じた。

気づいていないふりをするんだ。2回目の14日は、誰だ!?と言ってしまったが、冷静にゆっくりと...チャンスを待つんだ。


乱夢は無言で靴を履き、外に出た。

嫌だが...やるしかない!!


声が聞こえる。


「よし、きっと3回...4回か?まぁどっちでもいい。幽残の状況を見るに何回も2月14日のループが成功しているみたいだな。」


笑い始めた。


「ふぁっふぁっふぁっふぁっ!」


「まぬけだな。六時往(ろくじょう)乱夢(らんむ)も、あの伝説の格闘家の息子だとは相当考えられんなぁ!!」


乱夢はムカついた。

次の瞬間乱夢はチョコレートから毎秒50回以上のパンチを繰り出した。


「ヴァレンタイン・チョッコ!!」


「何!?」


「ドンドンドンドドド!!」


「ブフォア!」


乱夢は嫌だったが、靴箱の中の破裂したカスのチョコに能力で密かに隠れていたのだ。


「六時往...乱夢気づいていたか...。この俺の能力...。タイム・リミッド・ループに!!」


奴はそう言って、走って逃げていった。


「待て!!」


に、逃がすか...。これ以上幽残が苦しんでる姿なんて見たくねぇぜ。

絶対にぶち殺してやる...!!


乱夢は急いで彼を追った。


追った先で、彼はヘリに乗り込んだ。

そして、上空へと消え去っていった。


「俺の能力...タイム・リミッド・ループは、特定の対象に同じ日付をループさせ、ループする度にもう1人の対象を死へと追い込む能力...。そして、能力の発動条件はループ対象が寝ること!つまり、乱夢が寝ればループが起き、ループする度に幽残が死へと近づくということだ...!!この調子だときっと、次のループで幽残は死ぬだろう。」


絶対にやつを殺さなければ...!!

逃げられる前に、ヘリを破壊すれば...。

乱夢は近くにあったチョコレート店からチョコを奪って、時速何百km以上ものスピードでチョコを投げ飛ばした。


「ピュゥン!」


それは、丁度ヘリの回転部分に命中した。


「何だと!?」

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