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千一夜物語  俺があいつであいつが俺で   作者: 皇 八皇
ミレニアム王国 旅立ち編
8/109

もしかして、、?。隅々まで念入りに調べよう1

  2話程、エルフのイメージが風変わりになっております。エルフ好きな方々、深謝いたします。


大問題が発生した。

非常に不味い。兎に角不味い。本当に不味い。


交代の時間になったので。

 テントにライザさんが入った。そして、、、手招きされた、、、。え、、蜜月な、、って、今俺は女だっ・・・・・たんだ!!

腕を取られ中に引っ張り込まれる、、。ちょ、ま、まって初めてなのや、優しく、、、、・・・・・ボケてる場合じゃなかった!

「熾火で白湯を作って置いたから半分使って体を拭くのだわ。」交代後の飲み物用と兼用で作ったらしい。


魔道具の仄かな明かりに浮かぶライザさんの肢体。シミ一つ無い肌理やかな肌。うなじに両手を差し込み、髪を数回梳く。

 、、、、前から見たら、卒倒する自信がアリマス。

「背中、拭いて貰える?のだわ。」

ち、力が入らない、、、、、背中を上からゆっくり拭いて行く、、、、、、、、、、、双臀の半ばで止める。

「ありがとうなのだわ。次はわたしの番なのだわ」 ゆっくりとこちらに向きを変えて、、、、ライザさんの双丘が見え、、、、


一瞬で向きを変える。 見てません、見えてません、見てませんよ!

服を脱ぎ背中を拭いて貰う。


・・・・・・・上を向いてればどちらも見えないよね、、、、、、。



神経をすり減らし、タープの下でドーラさんの寝袋を借りて寝る。ドーラさんの体温が、、、、、、寝る。絶対寝る。

一日目が、、、、終わる。

 起きたら、、、机の上で寝落ちしてた、、、、ら、、、、、、い、、い、、、、、、、な、、、、。


















残念ながら、、、目が覚めても机の上ではなかった。

 「おはようございます、、、、、、。」ちょっとボーゼンとしているのを、寝ぼけていると判断されたようで、、、。


「・・・・おはようなのだわ、、、、、、、、、これが胸囲の格差社会、、、。」ライザさんが俺の胸を触りながら挨拶してきた。語尾忘れていますよ、、、。

ドーラさんが朝食を作っている。

「あれ?卵あるんですね?」卵の殻があるのを見て聞いてみる。

「ホロホロ鳥の卵。草原、森、結構いるわ、、、、、草原の方が多いかな。一ヶ所で全部取らずに半分ぐらい残しておくの。毎日卵を産むみたい。」

鶏みたいな感じか、、。卵の大きさはSサイズより若干小さめかな、、、。見た感じ中もほとんど変わってない。殻がすこし茶色がかってる、、。


朝食はナンと目玉焼き?と、、、にんにくの芽?が入ったスープ。


「昨日は種類を教えただけだし、今日、薬草を取って夕方ギルドに提出、その足で道具屋、宿屋。できれば数匹ホーンラビットを狩る。」ジンさんだ。

 「わたしと一緒に採るのだわ。」

「俺はホーン狩りするから、時間見て取り方教える。」

 「食べ終わったら、テント片づけて移動~」







午前中はライザさんと薬草採り。サーチ魔法に登録。最初は自力で探す。魔法に頼りすぎるのも何かあった時困るからね。暫くしてからサーチ魔法で採取開始。鑑定も併用。そこそこ採れた。

「上手なのだわ。あと、採ったら10本単位で纏めて袋に入れておくのだわ」

ライザさんから、全部取らず必ず数本残す事、群生していたら場所を覚えておく、集めた後の処理方法等教えて貰う。

昼からガイアさあんともホーンラビットの狩り方を教わり、夕刻冒険者ギルドに帰る。






ギルドに入って、常設クエスト(薬草、ホーンラビットの肉、ホロホロ鳥の肉)の査定をしてもらう。




ジンさんがレイリアさんに呼ばれて隅の方で話をしている。


「ありがとうございます、ジンさん。で、どんな感触でした?」


「薬草やホーンとかは問題なし。テント等の道具は持っていないのが不思議だが、、、基本調理セットを持ってて、腕はかなりイイ。」


「そうでしたか。それはなによりでした。」


「後は、、、シンシアが駄目だった、、、人型の魔物や、、人と戦えるかだ、、、」


「・・・・・・・・そうでしたね、、、シンシアさんは、、、。」


「仕方ない、こればかりは本人の事だし。」



「・・・・」

 「・・・・」

「・・・・」


後半は人が受付に来た為、聞き取りづらくなって何を言っているのか分からなかった。   シンシアさん?誰だろう、、、。





ジンさん達の好意もあって、薬草、肉を多めに融通して貰えた為、合計小銀貨20枚になった。Fランク初心者だと狩りが出来ない事が多い為、小銀貨10枚前後が大体平均だそうだ。

宿屋には泊まれるが、、、テント等の装備にはとても手が届かないのでは、、、。


「よし、次は道具屋だ」ガイアさんが連れに来た。

5人でギルドを出て町中を歩く。

しばらく歩いて一件の店に入る。「ここが道具屋。」ジンさんが教えてくれる。



中に入ると縄、ピッケル、袋、テント等々所狭しと置いてある。

「道具類だな。ポーションは基本魔法屋だが、、、この町は道具屋と兼用になってる。」

俺のアイテムボックスにはハイポーションが4桁入っているので買う必要はまずないだろう、、、。偽装で買う事は有るだろうが。


フリクションライツ(マッチ)を2箱購入する。ポーションは明日以降で、とジンさんに言われた。


「明日、試したい事がある。ポーションは、、、それ以降だ。もし必要なら俺達のを使う。いいな、皆も。」ジンさんは周りを見回しながら喋る。

ライザさんがにっこりと微笑みながら俺の頭を撫でる。ドーラさんは少し困ったような顔を向けているが、、、、何も言わない。、、、いや向けてはいるが、、俺を見ては、、、いない。

ガイアさんは口元に手を当てて、、、「そう、、だな。それがいい、、、、。」と。


何か、、、、例えにくい何かが、、、、、其処にはあった。




ジンさん達の取っている宿に行き追加分を払ってドーラさん、ライザさんの部屋に入る。一応、2人部屋だが、教えたい事があるからと宿屋の主人に話を付け、相部屋となった。

 ベットは2つ並べれば3人で寝ても大丈夫だろうとの事。


荷物を置き、お風呂に向かう。この宿は男女別で大浴場がある。1回小銀貨1枚。宿屋に泊まっているなら1日1回だけはタダ。入る前に必ず良く体を洗う事。浴槽やお湯を汚したら翌朝の掃除をやらされるとの事。


風呂があるのでこの宿にしたそうだ。個室毎に風呂がある宿はちょっと値が張るらしい、、、。

 服は自分で洗う又は宿で洗って貰うの2種類。大半は自分で洗う。こだわりの下着、高級な下着、服等は第三者に取られたりするからだ。


ゲームの時は洗濯、風呂、着替え、トイレ、野営、の概念は無かった、、、。宿屋もなかった、、。いや、宿屋はあったが、画面が暗転で全回復だった、、、。




 俺のアイテムボックスに服を入れると新品の様になって取り出す事が出来た。血や汚れも一瞬で綺麗に取れて取り出せる。下着も同様。

・・・・上はブラも無くニプレスのみ、、、。チェーニック装備に体型に合わせて収縮機能が付いており、胸に形よく形状が対応し変化する、、、、、ので、ブラ無し、、、、。

・・・・下はIバック 、、 、、、、、、、。チェーニック装備に体型に合わせて収縮機能が付いており、尻に形よく形状が対応し変化する、、、、、ので、以下略、、、、、。



左右から丸裸にされて座り込んでいる俺に対して、、、、。



「肌理の細かい白い肌、、、、、辺境からの出稼ぎ、、、、?日焼け後も全然ないし、、、。」

 「このチェーニック、、かなり高級品なのだわ、、形状に合わせて大きさが変わるし肌触りもとても滑らか、、、大きさからしてオーダーメイド、、一品物なのだわ。」

「ニプやIバックの取り方も知らない、、?裸にされても動じないし、ガイア達に見られても意識していない、、何時も自分ではなく、誰かに着替えさせて貰ってる?洗濯も知らない?」

 「料理は手際良かったのだわ。でも野営道具は持っていないし、した事が無い、、、料理が趣味?」


「お金が全然ないけど盗られた訳ではない、、、、でも取り乱れたりしない、、何時も持って居なくても平気な環境?」

 「武器も東剣なんてこの辺じゃ手に入らないのだわ。此処とほぼ大陸の反対側にあるアスカ連合王国の黒刀身なんて、、、、多分、これも一品物、、なのだわ。」

「・・・・と言う事は、、どこかの貴族のお嬢様、、?」

 「・・・装備がオーダーメイドで一品物、しかも大陸の反対側のなのだわ、、、アスカ連合の公爵?侯爵?でもここにいて所持金無しなのはおかしいのだわ」


「公式ではなくお忍びで来ているとか?」

 「何か訳ありなのかもだわ、、、助けてあげないといけないのだわ」

「そうだな、、、お家騒動とかだったら可哀そうだ。」




え、、、何か、、、すごい話になってるような、、、、。



「アルちゃん、綺麗に体洗ってあげる。さ、いこっ」

 「念入りに洗って差し上げるのだわ。アルちゃんは今までの様にゆったりといていればよいのだわ。」


両手を2人に掴まれて連れて行かれる俺、、、、、。

ちょ、お二人とも一糸まとわぬ生まれたままのお姿では、、、、。思考が止まって、、、、。


「やっぱり洗って貰うのに慣れてるね、、、」

 「2人での対応にも慣れてるって事は、メイドが数人対応、、、かなりのお嬢様なのだわ、、。」

「ガイア達には内緒だね、、、露骨に対応しそうで周囲にばれそうだ。」

 「それがいい、なのだわ。目立ってしまっては危ないかもだわ」







無心に、、、悟りを開いて、、、賢者モードに、、、ならないと、、、、確実に鼻血の海に沈む、、、出血多量で死ぬ、、、。




この後、湯船に浸かり脱衣場で体を拭いて貰い、、、。椅子に座ったところで意識が戻った。

2人は着替えを終えていた。


が、、、俺に下着の付け方を教え始めた、、、、。  え、そんなに小さくて、、、隠れるんデス、、、カ、、、?


胸は、、、まだ辛うじて耐えれた、、、。


下は、、、、脚を左右に大きく開かされて、、ライザさんが脚の間に座り込んだ、、、、、、い、息が、、息が当たるんですがあああああ。    ひ、広げたらぁらめえぇえぇぇえ、、、、!!!

 ライザさんの両腕が太ももを押し広げ、、、、そのまま腰を掴みグイッと引っ張られ椅子に浅く座らされて。、、そこから先は頭の中にシッカリと着け方、取り外し方を教え込まれた、、、何回も実践して下さいマシタ。、、、気が付いたら自室のベットに腰かけていた。

左右にはドーラさんとライザさんが座っていた。


「さあ、食堂に行って夕食と明日の打合せだ。」

ドーラさんが右手を後ろからベットとの隙間に滑り込ませて指を軽く上にあげる、、、。エビゾル様に立ち上がった俺を2人が左右からエスコートする。






・・・・何かを大事なものを無くした、、、気分、、、、、。




と言っても、今、下に息子ないし。  、、、、いないし、、、。

 





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