幸福論 III
なかなか幸せになれないんだ
別に沢山ほしい訳じゃない
マライアの歌では無いけれど
欲しいのはほんの一つだけ
まだ出会っていない君
探して探して
この人かなって思うと
違うよって運命がそっぽ向く
なかなか幸せになれないんだ
君に沢山は求めてないのに
正直、見た目もお金もどうでもいいんだ
見た目はわたしが充分いけてるし
お金は二人で生きてければそれでいいよ
君には沢山は求めていない
君が君であって、私の愛を抱き締めてくれるだけでいい
だけど、なかなか幸せになれないんだ
そんなとき
時々思っちゃう
私は幸せになれないのかな、なんて
だけど、殆どの時は信じてる
私は幸せになれるって
だって、私が世界を愛するように
世界は私を愛してるから
神様はね
一人一人、私たちが幸せになれますようにって
つくってるんだよ
だって
ほら目をあげれば
薄ピンクの桜吹雪
世界は惜しみ無く綺麗で
私が世界を愛するように
世界は私を愛してる
なかなか幸せになれないんだ
この人かなって手をとろうとしたら
ほら
運命がそっぽ向いた
悲しくて寂しくて
だけど大丈夫
なかなか幸せになれないだけ
私たちは幸せになれるように出来ている