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仮面と世界の物語  作者: 仮面の人
8/8

第五部 豚を追いかけて何千里

思いつきでただの使い捨てモブだったはずのキャラがメインになることってあるある?

一方彼、獣屋は・・・




獣屋「豚がいる」

彼女達が大変な目に遭ってるにもかかわらず、豚を発見していた

獣屋「(おいぃぃぃ!?どういう意味だこれ、何故豚?何故こんな道の、都会のど真ん中に豚いるのです!?わけわかんねぇよぉぉぉぉぉ)」

と心の声で叫ぶ獣屋を見て、豚は・・・

豚「ぶひー」

と、不思議そうな目で見ながら鳴いた

そして豚はそのままどこかへ行こうとした

獣屋「・・・あ!あの豚捕まえて保護しないと!」

どんな動物でもそうだ、施設から動物が脱走したとき

それは事件になる、猿が脱走したときもそうだ

そして、今まさにこの動物、豚がいる

獣屋はこの豚をどっかの牧場から脱走したんだろうと確定した

・・・この都市にはそんな牧場が無いとも知らずに・・・





とある場所・・・

あらゆるガラクタ、ところどころに水道管、パイプ、鉄の板で構成されている場所『スラム』

そこに、ある少女二人が不良二人組に連れてこられた

不良A「しかし、なんで学園のプリンセスとその王子様を捕まえるなんて一旦だろうなぁ・・・」

不良B「おいおい、せっかく隙を突いて捕まえたってのに・・・」

と、不良二人組が少女を背負いながら雑談をしている

不良A「そりゃそうだが、後が怖いぜぇ・・・?姉貴の命令だとはいえ、これ、プリンセスの家系に喧嘩売ってるようなもんだぜぇ・・・?」

不良Aは震えながら言う

不良B「へ、そうなったら姉貴が直々にぶっ倒してくれるだろうよ、姉貴にかなう奴なんてこの世にいるかっての」

と不良Bはへへへと笑う

そして、『スラム』の中央、彼らが言う『姉貴』がいる場所

彼らはそこに着き、『姉貴』を呼ぶ

すると、スラムの奥、鉄の扉が、いきなり吹っ飛んだ

それもものすごい勢いで吹っ飛び、スラムの天井に斜めにぶち当たり崩壊させた

不良二人組「「ひぃ!?」」

不良二人組は、あまりの衝撃と爆音により怯む

そして、その爆音により、二人は目を覚ます

マリア「う・・・ん・・・?」

沙奈「ここ・・・は・・・?」

?「『スラム』だよ、不良共のたまり場さ、優等生のあんたらなら知ってるだろう?」

女の声がした

その女の声は扉から聞こえてきた

蹴り破った扉の向こうにいたのは・・・

黒き長髪をし、鋭い目つきをする女性

長身であり、大人びた外見をしている

美しく、それとともにかなりの威圧感を放つ女性

沙奈「あ・・・あ・・・」

沙奈が震える

それを見たマリアは

マリア「・・・沙奈ちゃんが・・・震えている・・・?」

マリアは驚愕していた

彼女は沙奈と古き友人、沙奈の事を人一倍知っているのだ

沙奈はどんな状況にも屈せずに立ち向かう、そういう人のはず

だが、その沙奈が怯えていた、恐怖していたのだ

沙奈が震え、マリアが驚愕していると、『姉貴』と呼ばれる女性が言う

?「おっと、名を名乗り忘れていたな、私の名前は・・・」




真紅 桃華「『真紅しんく 桃華ももか』だ、よろしく、プリンセスと王子様♪」

次回予告

モブの称号から脱出

チンピラリベンジ

マ〇ンクラフト

最後意味分からないって?俺もだ(おめめぐるぐる

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