第八章 第10話「新たなる脅威の兆し」
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司令塔制圧を成し遂げた透真――篠原透真たち。
学園と街は一時的に平穏を取り戻したかに見えたが、戦場の静寂の中に新たな脅威の兆しが漂い始めていた。
「透真……異常波動が、以前よりも強くなっている」
詩音が水流を揺らし、遠方から迫る未知の波動を感知する。
「……これは、司令塔の残党や別組織の可能性もある」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルと意思を重ね、警戒を強める。
天城も雷光を微細に掌に纏い、次なる戦闘に備える。
三者の連携と秘宝の覚醒波動は、さらなる脅威に対応するために再び最大化される。
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情報網によれば、今回の脅威は単なる拠点の残党ではなく、世界規模で秘宝や宝具の力を掌握しようとする新たな勢力であった。
「……これは、これまで以上に大規模な戦いになる」
透真は胸の宝具を握り、フェトラルの意思を感じ取る。
学園や街だけでなく、世界規模の脅威が迫っていることを察知した透真たちは、戦力の増強や仲間との連携をさらに強化する必要があった。
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作戦会議――
「敵の勢力は想像以上に大きい。正面攻撃だけでは勝てない」
天城が雷光を掌に纏い、戦術の再編を指示する。
「秘宝と宝具、そして仲間たちの力を最大限活かす方法を考えなければ」
詩音も水流で周囲の防御と情報収集を同時に行い、戦略を補強する。
「……次の戦いは、学園や街を守るだけでは済まない。世界を守る戦いになる」
透真は胸の宝具を握り、決意を固める。
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新たなる脅威――
七つの宝具と覚醒した秘宝、そして新たな仲間たち。
無能力者の少年と仲間たちは、学園と街を守るだけでなく、世界規模の未知の敵に立ち向かう覚悟を新たにしたのだった。
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