第七章 第11話「決戦前夜」
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司令官との再戦で優位に立った透真――篠原透真。
だが、最終決戦を前に、仲間たちとの作戦会議と学園・街の防衛準備が不可欠だった。
「透真、これまでの情報を整理して作戦を立てましょう」
詩音が水流を揺らし、敵の戦力分布や潜在的な罠を解析する。
「うん。秘宝と七つの宝具を最大限に活かすための陣形も決めないと」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルと意思を重ねる。
天城も雷光を掌に纏い、防御ラインや攻撃のタイミングを調整する。
三者は連携技と秘宝の力を駆使し、学園内外での戦略を完全に統合する準備を進める。
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学園と街――
透真たちは市民の避難ルートを整え、防御結界や警戒網を設置。
触手状の異能や黒鎧の兵士の襲撃に備え、連携防御体制を構築する。
「これで市民も安全に避難できるはず」
詩音が水流で安全圏を作り、守備線を強化する。
「俺たちは司令官と対峙する準備を整えつつ、街も学園も守る」
天城が雷光を微細に制御し、全体の防衛バランスを確認する。
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作戦会議では、司令官の能力や過去の戦闘データを元に戦術を検討。
「秘宝と宝具の力を最大限に活かす連携技を使えば、司令官の攻撃も凌げるはず」
透真が黒光の鎖を握り、フェトラルの意思と完全に同調する。
「油断はできない。でも、仲間と力を合わせれば勝てる」
天城も拳を握り、戦意を新たにする。
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決戦前夜――透真たちは屋上に集まり、夜景に照らされる学園と街を見渡す。
「……明日が本番だな」
透真は胸の宝具を握り、秘宝の覚醒波動を全身に巡らせる。
「私たちなら、絶対に守れる」
詩音も水流を揺らし、決意を示す。
「力を合わせて、司令官を止める!」
天城も雷光を握り、次の戦いへの覚悟を固める。
七つの宝具と覚醒した秘宝――無能力者の少年と仲間たちは、学園外の未知の脅威に立ち向かうため、決戦前夜の静けさの中で最後の準備を整えたのだった。
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