第七章 第10話「司令官との再戦」
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秘宝の覚醒――黒光、雷光、水流の連携新技の強化を経た透真――篠原透真。
学園外の脅威に備え、ついに影の司令官との本格的再戦が始まった。
「……また会ったな、透真」
影の司令官が黒鎧の触手を自在に伸ばし、冷たく笑う。
その威圧感は前回以上で、学園や街の運命を揺るがす力を感じさせた。
「俺たちは、学園も街も仲間も絶対に守る!」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルと意思を完全に共鳴させる。
秘宝の覚醒した力が、全身を流れる波動となって彼の戦意を引き上げる。
天城は雷光を全身に纏い、瞬間攻撃に備える。
詩音は水流で周囲を守りつつ、連携攻撃の軌道を調整する。
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戦闘開始――
司令官は触手状の異能を操り、透真たちの前線を分断しようと襲い掛かる。
だが、透真は黒光の鎖で触手を絡め取り、制御する。
天城は雷光で敵の攻撃を打ち破り、詩音は水流で反撃と防御を同時に行う。
三者の連携は秘宝の覚醒波動により増幅され、司令官の攻撃を次々と無力化していく。
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戦闘中、透真は心に誓う。
(七つの宝具と秘宝――仲間と共に全て守る。
学園も街も、仲間も、そしてこの戦いも絶対に勝つ!)
黒光、雷光、水流――三者の力が一体化し、秘宝の覚醒波動で全体を増幅。
司令官の触手異能を封じ、動きを制限することに成功する。
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激しい攻防の末、透真たちは司令官の防御を突破し、反撃を開始する。
秘宝の覚醒によって、連携新技はこれまでの限界を超え、司令官を圧倒する威力を発揮する。
黒光の触手が司令官を絡め、雷光が瞬時に斬撃を加え、水流が防御と追撃を同時に行う。
司令官は攻撃を避けようとするが、秘宝と宝具の力に押され、ついに制御を失い撤退を余儀なくされる。
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戦闘終了後、透真たちは屋上に立ち、夜景を背に息を整える。
「……遂に司令官を追い詰めた」
天城が拳を握り、達成感を示す。
「でも、完全には倒していない。次が本当の勝負になる」
透真は胸の宝具を握り、フェトラルと意思を確認する。
七つの宝具と覚醒した秘宝――無能力者の少年と仲間たちは、学園外の未知の脅威に立ち向かうため、次なる決戦に備えるのだった。
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