第七章 第7話「組織への初攻撃」
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敵組織の正体と目的を突き止めた透真――篠原透真たち。
学園外の戦いは新たな段階に突入し、彼らは敵の拠点への初攻撃を計画した。
「透真、情報通りならあの廃工場が拠点だ」
詩音が水流を微細に揺らし、敵の動きや罠の配置を確認する。
「うん。秘宝と七つの宝具を駆使すれば、完全制圧も可能だ」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルの意思と共鳴させる。
天城も雷光を掌に纏い、攻撃のタイミングを最終確認する。
全員が連携技の準備を整え、学園外での初の大規模攻撃に挑む態勢を作った。
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夜――敵の拠点へ突入する透真たち。
黒光の鎖で障害物を利用しながら、雷光と水流を融合させた連携技で警備を突破する。
「……一気に制圧する!」
透真が叫び、黒光の触手が敵の隊列を絡め取り封じる。
天城の雷光が瞬時に閃き、詩音の水流が残りを押し流す。
秘宝の力で全体が増幅され、連携技は屋内のすべての敵に作用する。
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だが、敵組織も手を緩めない。
黒鎧の兵士や触手異能者が次々と増援として現れ、潜入・攻撃の難度を高める。
「……油断できない!」
透真は黒光の鎖を巧みに操り、敵を一網打尽に絡め取る。
天城は雷光で分断し、詩音は水流で広範囲を防御・攻撃する。
三者の連携は秘宝と共鳴し、これまで以上の威力を発揮する。
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潜入情報を活用し、透真たちは敵の司令塔へ接近。
黒光、雷光、水流――三者の力が一体化し、秘宝の波動で全体を増幅。
敵の司令塔の防御も圧倒され、初攻撃は成功を収める。
「……これで、敵の計画を一部阻止できた」
透真は胸の宝具を握り、フェトラルと意思を確認する。
初攻撃により、敵組織の拠点は混乱状態となり、学園や街への脅威を一時的に抑えることに成功した。
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透真たちは屋上に立ち、夜景に照らされる街と学園を見渡す。
「……初めての大規模攻撃、成功したな」
天城が拳を握り、手応えを感じる。
「でも、油断は禁物。敵組織はまだ完全には崩れていない」
透真も黒光の鎖を握り、次の戦略を思案する。
七つの宝具と秘宝――無能力者の少年と仲間たちは、学園外の未知の戦いに立ち向かう力を手に、次なる戦局へ進むのだった。
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