第七章 第2話「街での初戦」
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学園外の脅威を察知した透真――篠原透真。
秘宝と七つの宝具の力を完全に制御した彼らは、初めて学園外の街で本格的な戦闘に臨むことになった。
「透真、街中は市民も多い。力を最大限に使うと危険だ」
詩音が水流を微細に揺らし、攻撃範囲と避難経路を調整する。
「分かってる……でも、手加減している暇はない」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルの意思を胸に感じる。
天城も雷光を掌に纏い、警戒を緩めず構える。
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街の中心部に現れた敵――触手状の異能と黒鎧に覆われた兵士たち。
秘宝の力を感知し、攻撃を仕掛けてきたのだ。
「くっ……市民を守りながら戦う……!」
透真は黒光の鎖を巧みに振り、触手状の敵を絡め取り、動きを封じる。
天城は雷光で敵の前線を切り裂き、詩音は水流で攻撃と防御を同時に行う。
三者の連携技は秘宝と共鳴し、街中の障害物や建物を利用した戦術も可能になっていた。
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戦闘中、透真は心に誓う。
(七つの宝具と秘宝――仲間と共に全て守る。
学園も街も、市民も、絶対に守る!)
秘宝と宝具が完全に共鳴し、連携技の威力は街中の戦闘でも圧倒的な力を発揮する。
敵は圧倒され、一時撤退するが、残党や別働隊が別方向から接近している。
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透真たちは市民を安全な場所に避難させつつ、敵を追撃。
黒光の鎖が建物を利用して敵を封じ、雷光と水流が広範囲攻撃を行う。
秘宝の力は街中の戦闘においても制御可能で、学園内での戦術をそのまま応用できる。
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戦闘終了後、透真たちは街の広場で立ち止まり、夕日に染まる街並みを見渡す。
「……学園外でも戦えるようになったな」
天城が拳を握り、戦闘の手応えを確認する。
「でも、油断は禁物。敵はまだ潜んでいる」
透真は胸の宝具を握り、フェトラルと意思を重ねる。
七つの宝具と秘宝――無能力者の少年と仲間たちは、学園外でも日常と戦いを両立させながら、新たな脅威に立ち向かう冒険を続けるのだった。
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