第七章 第1話「学園外の脅威」
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第六章で学園の平穏を守り切った透真――篠原透真。
秘宝と七つの宝具の力を完全に制御した彼らは、学園内では無敵に近い力を手に入れていた。
だが、学園外の世界は、まだ見ぬ脅威で満ちていた。
未知の異能者や闇の組織が、秘宝と七つの宝具を狙い、影の襲撃よりもさらに危険な計画を進めていたのだ。
「透真、外の世界の動きに注意しないと……」
詩音が水流を微細に揺らし、外部から届く異常波動を感知する。
「うん……学園内は守れた。でも、学園の外も守らないと意味がない」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルの意思を胸に感じる。
天城も雷光を掌に纏い、警戒態勢を整える。
秘宝と七つの宝具――その力を学園外の戦いに応用する必要があった。
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ある日、透真たちは学園の近くの街で異常事態を感知する。
触手状の異能や黒鎧に包まれた敵が、一般市民を巻き込みながら暴れていたのだ。
「……これは、学園の外でも戦いが始まったってことか」
透真は黒光の鎖を握り、秘宝の力を最大限に引き出す準備をする。
天城が雷光を放ち、詩音が水流で市民の避難ルートを確保する。
三者の連携は学園内で培った力を応用し、街中での戦闘に対応できるよう進化していた。
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戦闘開始――
触手状の異能を操る敵や黒鎧の戦士が、秘宝の覚醒を狙って襲い掛かる。
透真は黒光の鎖を巧みに振り、敵の動きを封じる。
天城は雷光で遠距離攻撃を分断し、詩音は水流で防御と攻撃を同時に行う。
三者の連携は秘宝の力でさらに強化され、街中の戦闘にも適応していく。
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戦闘中、透真は心に誓う。
(七つの宝具と秘宝――仲間と共に全て守る。
学園も街も、仲間も、絶対に守る!)
秘宝と宝具が完全に共鳴し、連携技の威力は学園内での訓練を遥かに超えていた。
敵は一時撤退し、街には安堵の空気が戻る。
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だが、透真たちは知っていた。
学園外の脅威はまだ序章に過ぎず、より大きな戦いが待ち構えていることを。
七つの宝具と秘宝――無能力者の少年と仲間たちは、日常と戦いを両立させながら、未知の敵と向き合う冒険をさらに進めるのだった。
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