第六章 第12話「影の最終襲撃」
---
極限訓練を経て、秘宝と七つの宝具の力を完全に制御した透真――篠原透真。
御影詩音と天城零司も連携新技を完成させ、学園を守る準備は整っていた。
だが――その平穏は長く続かなかった。
影の親玉とその残党が、学園の中心部に向けて最終襲撃を仕掛けてきたのだ。
「来たぞ……全員、戦闘態勢!」
透真は黒光の鎖を握り、フェトラルと意思を重ねる。
天城は雷光を全身に纏い、詩音は水流を周囲に広げ、屋上から学園全体を見渡す。
秘宝の力も同時に発動し、七つの宝具が全力で共鳴する。
---
影の親玉は黒鎧に包まれ、触手状の異能を操り、学園の建物を破壊しながら進軍する。
残党も次々と現れ、学園全体が戦場と化す。
「絶対に学園を守る!」
透真は叫び、黒光の鎖を振るうと、触手状の敵を絡め取り動きを封じる。
天城は雷光で敵を分断し、詩音は水流で攻撃を押し流しつつ防衛を固める。
秘宝の力により、三者の連携技は極限の威力を発揮する。
---
戦闘の最中、透真は心に誓う。
(七つの宝具と秘宝――仲間と共に全て守る。
学園も仲間も、絶対に守る!)
黒光、雷光、水流――三者の力が一体化し、秘宝の波動で全体が増幅される。
影の親玉の攻撃も、連携新技によって完全に防御され、反撃に転じる。
秘宝の光が学園全体に広がり、影の親玉と残党たちは圧倒され、撤退を余儀なくされる。
---
戦闘終了後、透真たちは屋上に集まり、夕日に照らされる学園を見渡す。
「……学園は守った」
天城が拳を握りしめ、勝利の安堵を示す。
「でも、油断は禁物。まだ未知の力が潜んでいるかもしれない」
透真は胸の宝具を握り、フェトラルと意思を強く確認する。
七つの宝具と秘宝――無能力者の少年を、仲間たちを、そして学園の日常を守る力は、確かにここにある。
---
こうして、影の最終襲撃は退けられ、学園には再び平穏が訪れた。
透真たちは秘宝と宝具の力を手に、日常と戦いを両立させながら、新たな冒険へと歩みを進めるのだった。
---




