第五章 第4話「影の連携」
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学園に平穏が戻ったかに思えたが、潜入してきた敵の影は学園内にとどまらず、連携を取り始めていた。
赤い瞳を持つ刺客たちが、学園の各所に分散し、七つの宝具を狙う作戦を進めていたのだ。
透真――篠原透真は黒光の鎖を握り、フェトラルと意思を共有する。
仲間の御影詩音と天城零司も、それぞれ宝具の力を最大限に引き出し、戦闘態勢を整える。
「……奴ら、やはり連携してきたか」
天城が低く呟く。
「でも、私たちも連携すれば負けない」
透真が拳を握りしめ、宝具を胸に押し当てる。
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放課後の学園内、敵は廊下や教室を利用して奇襲を仕掛けてくる。
透真は黒光の鎖を振り、触手で敵の動きを封じる。
天城の雷光が遠距離から奇襲を跳ね返し、詩音の水流が残る敵を分断する。
三者の連携は七つの宝具の力で格段に向上し、敵の連携を逆に封じ込める。
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戦闘中、透真は心に誓う。
(七つの宝具――仲間と共に全て守る。
この力で、学園も仲間も絶対に守る!)
触手が渦を巻き、雷光と水流が同時に連携攻撃を行う。
敵の連携攻撃は次々と崩れ、学園内での戦闘は透真たちの有利に展開する。
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戦闘後、透真たちは学園の屋上に集まり、夕日に染まる校舎を見渡す。
敵の連携は一時的に崩れたものの、新たな脅威が潜んでいる可能性を考え、警戒を緩めない。
「……影の連携、かなり手強かったな」
天城が拳を握りしめる。
「でも、私たちならどんな敵でも大丈夫」
詩音が微笑む。
透真は胸の宝具を確認し、フェトラルの意思を感じる。
七つの宝具――無能力者の少年を、仲間たちを、そして学園の日常を守る力は、確かにここにある。
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こうして、学園内での影の連携による戦いは終わった。
しかし、敵の影は完全には消えず、学園の未来に新たな試練が忍び寄っていたのだった。
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