表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
七つの宝具(レリック)戦記 ―Re:Lyc―  作者: じょんどぅ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

30/94

第三章 第6話「第一の宝具、覚醒」



---


 地下迷宮の中心。

 透真――篠原透真は、手にした第一の宝具の欠片を握り締め、フェトラルの鎖を腕に巻きつけていた。

 仲間の御影詩音と天城零司も、宝具の力を確認しつつ警戒を緩めない。


「……これが、第一の宝具の力か」

 透真は宝具をじっと見つめ、胸の高鳴りを感じる。


 黒光の鎖が腕で脈動し、フェトラルが意思を伝える。

 宝具の力を完全に引き出すには、鎖と意思を完全同調させる必要がある。


---


 透真は意識を鎖に集中し、フェトラルと全身で同調する。

 宝具から微かな光が放たれ、鎖の黒光に吸収されるように渦巻く。


(……感じる、全身に力が流れる……!)


 触れるだけで鎖と宝具が意思を共有し、攻防の最適化が可能になる。

 天城と詩音もその変化を感じ、戦闘準備を整える。


---


 突如、地下迷宮の奥から影の戦士が現れる。

 赤い瞳と触手状の異能を持つ敵が、第一の宝具を狙い襲いかかる。


「来たか……!」

 透真は鎖を振り、宝具の力を融合させた攻撃で触手を絡め取る。

 黒光の渦が触手を巻き込み、雷光と水流が追撃する。


 三者の連携――鎖、雷光、水流――が宝具の力によって飛躍的に向上し、影の戦士を圧倒する。


---


 透真は全身で宝具と鎖の力を融合させ、触手状の攻撃を弾き飛ばす。

 天城の雷光が触手を追撃し、詩音の水流が残る敵を切断する。


「……これが、宝具の覚醒力……!」

 透真は心の中で歓喜を感じ、仲間と共に戦う力の無限の可能性を確信する。


---


 戦闘後、地下迷宮は静寂に包まれる。

 透真は鎖を腕から外し、宝具の欠片を握り締める。

 光が微かに脈動し、フェトラルが意思を示す。


「……これで、次の宝具を目指せる」

 詩音が微笑み、天城も拳を緩める。


 透真は拳を握り、決意を固める。


(七つの宝具――仲間と共に、全てを手に入れる。

 この力で、必ず勝つ)


 無能力者と呼ばれた少年――篠原透真は、第一の宝具の覚醒により、七つの宝具を巡る戦いで一歩も二歩も前進したのだった。


---



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ