表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
七つの宝具(レリック)戦記 ―Re:Lyc―  作者: じょんどぅ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/94

第三章 第4話「影の刺客襲来」



---


 地下坑道の奥。

 透真――篠原透真は、封印箱から取り出した第一の宝具の欠片を手に握り、仲間の御影詩音と天城零司と共に安全な場所まで移動していた。


(……ようやく手に入れたと思ったのに、まだ油断できない)


 黒光の鎖が腕で脈動し、フェトラルが意思を伝える。

 周囲には潜在的な危険の気配が漂い、影の刺客が近づいていることを察知した。


---


 坑道の闇の奥から、黒影が立ち上がる。

 赤い瞳を持つ影の刺客だ。

 触手状の異能と刃状の影を操り、透真たちを包囲する。


「……まだ来るのか!」

 透真は鎖を握り、全身の意思をフェトラルと同調させる。


「篠原くん、気をつけて!

 奴らは単独でも厄介な戦闘能力を持ってる」

 詩音が水流の刃を展開し、天城も雷光を拳に纏う。


---


 戦闘開始。

 影の刺客は高速で触手を伸ばし、攻撃の隙間を巧みに狙う。

 透真は鎖を振り、触手を絡め取りつつ、敵の動きを封じる。

 天城の雷光が触手を弾き飛ばし、詩音の水流が残りの敵を分断する。


 三者の連携が地下坑道を光と影の戦場に変える。


---


 透真は鎖の力を最大化し、触手をまとめて絡め取る。

 黒光の渦が渦巻き、敵の動きを完全に封じる。

 天城の雷光が追撃し、詩音の水流が敵を切断――


「……仲間と共に戦えば、どんな刺客でも勝てる!」

 透真は全身で意思を集中させ、フェトラルと完全同調する。


---


 戦闘終了。

 影の刺客は地下坑道の奥へ撤退し、赤い瞳だけが遠くで光を残す。

 透真は息を整え、鎖を腕から外す。


「……これで少しは安全になったか」

 詩音が安堵の声を上げ、天城も拳を緩める。


 透真は宝具の欠片をしっかりと握り、心に決意を刻む。


(七つの宝具を巡る戦い――

 仲間と共に、影の刺客にも負けず、次の宝具を目指す)


 黒光の鎖が微かに脈動し、フェトラルの意思が戦士としての誇りを示す。

 無能力者と呼ばれた少年――篠原透真は、仲間と共に次なる戦いに向かう覚悟を固めたのだった。


---




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ