表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

記憶を灯す探偵

作者:Skeeeee
転校生・藤原霞は、かつて「探偵」として活動していた過去を胸に秘める。中学時代のつらい経験から一切を封印し、誰にも知られないこの地で静かにやり直そうとしていた。
しかし、ある日出会った少女・一ノ瀬灯は、まるで霞の心の奥底を見通すような、深い優しさと静かな力を持っていた。初対面で放たれた「自分を責めない方がいい」という言葉は、霞の胸にじんわりと灯をともす。

灯との出会いをきっかけに、霞は少しずつ心の殻を破り、自分の本当の気持ちや過去に向き合い始める。探偵としての才能や、それを捨てた理由──霞自身も語りきれなかったその「過去」が、ゆっくりとほころびはじめる。

やがて、灯の言葉にはいつも深い意味が隠されていると霞は気づく。なぜ灯には、こんなにも人の心の機微をとらえることができるのか。その秘密は明かされないまま、不思議な安心感だけがふたりをつなぐ。

過去に傷ついたふたりの少女が、静かな対話を通して再び自分の道を見つけていく——
心の奥に眠る記憶に、そっと灯をともす物語。
一話 灯される記憶
2025/08/08 23:25
二話 灯せない過去
2025/08/10 21:55
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ