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退屈と難解  作者: 牧亜弓
別府忠夫のお気楽オタク日和
56/100

ゴリラアタック 狂気のカセットビジョンタイトル!?


2025年6月19日(木)


思い出しただけで背筋が凍る。

『ゴリラアタック!!』。

あのソフトが、俺の人生を狂わせたと言っても過言ではない。正真正銘、カセットビジョンの黒歴史にして、最狂のバグゲー。


あの時代、カセットビジョンってだけで、もう時代の狭間にいたようなもんだった。

ファミコン全盛、セガMkIIIが「おれたちにだって未来はあるぞ」とか吠えてる時代に、カセットビジョンはすでに遺物。そこに現れた最後の刺客が――こいつだ。『ゴリラアタック!!』。


内容は、はっきり言ってシュール極まりない。

プレイヤーは謎の探検家“ポール西岡”となって、ジャングルに潜む凶暴ゴリラを倒すのが目的。敵は全部ゴリラ。てか、8bitグラで全部「■」なんだよ!

しかもゴリラだけがやたら早くて、こっちは豆鉄砲しか撃てない。撃っても撃っても当たらない。当たったと思ったら、画面がバグってスコアが「999999」になる→即ゲームオーバー。


これ、実話だからな。しかも説明書には、

「まれに異次元ゴリラが出現します」とだけ書いてある。

その異次元ゴリラが出るとどうなるか?

画面真っ黒、ポール西岡が逆さまに点滅、BGMが「ドレミファソラ死ィィィィ」と鳴って、そのまま電源が勝手に落ちる。

本体ごと。意味わからん。


そのせいで、俺のカセットビジョン、実家の床に叩きつけられて天に召されました。

母ちゃんが「あんた何やってんの!」って飛び込んできたのも、今となっては良い思い出だ。


でも、なんか悔しくて何度もプレイしたんだよな。

たまに、通常ゴリラが一列に整列して「ポール、帰れ」って画面にメッセージ出すことがあってさ……。あれ、本当に入ってたのか、幻だったのか、今でもわからん。



今日の教訓はこちら:


「ゴリラは恐怖。電源のトラウマは、一生残る。」


次回はちょっと雰囲気変えて、

**「“月刊アウト”の創刊号特集を読んで爆笑した話」**でもしようかな。あの雑誌、やっぱり伝説だったよ。いま読んでも笑えるからな。


それじゃ、また明日。森の奥で、ゴリラと共に待ってるぜ。



希望があれば「PCエンジンのエロに片足突っ込んだゲーム」とか、「伝説の戦隊モノ“ジェットブレイザーV”」なんてのも語れます。ご要望どうぞ!

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