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50話

いい加減善人のお泊りはいったん停止です(笑)


と、ここであの人の話を入れますね。では本編をどうぞ。

「まーもるっ!衛!」


「ん?さくらじゃん、どうした?」


 ここに、衛に対して積極的にコミュニケーションをとる少女がいた。その少女の名は、椎名さくら。彼女は入学してから一日一回は必ずと言って良いほど衛に話を掛けていた。


 そしてその少女を監視するかのように一人の男子生徒が二人に対して少し距離を置いてそのやり取りを見守っていた。

 (ったく、衛の奴、あいつ彼女いるらしいじゃん。詩織による情報が正しけりゃこれって浮気なんじゃねーの?大丈夫じゃないだろどうすんだよ詩織よぉ……俺はこうやって伝えるだけだけどさぁ、っておい!)

 さっきまでボーっと見つめていたその目が突然大きく開かれた、彼のその表情からして、どうやら驚いているようだった。


「帰ろー衛、さぁさ行こうー」


「うん、帰ろうか」


 と、帰ろうと誘うのやはりさくらで、そしてその誘いを嬉しそうに答えたのは紛れもなく高垣衛本人だった。見たところ二人は一緒に下校をするようだ。しかし今まではそんなことはなかった。そもそも衛はそんなことをしていていいのだろうか。


 ちなみにこの二人、クラスの一部から『付き合っているんじゃないか?』という噂が立っており、彼のように監視などしなくとも二人がどんなに仲が良いのかはそれなりにクラスの連中はうわさとして知っている。


 椎名さくらは今ここで二人を監視している彼と水橋詩織の中学からの友達だった。そもそも彼が詩織に嬉しそうに彼氏が出来たっぽいぞ!と伝えたときからこの事件はその重大性を現していった。

 中学の頃、美咲とさくらが同じクラスではないのがイケなかったのか、それとも衛と美咲、この二人の交際をさくらが知らなかったことがイケなかったのか、また、衛が彼女がいることをさくらに教えないでこのようなことをしているのがイケないのか。そのようなことを詩織と二人で考えたが結局そんなことを考えていても仕方がないと気づき、とにかく衛を信じて見守っていようという結論に至った。が、詩織としては彼女がいるのに他の女と仲良くやっていることが腹立たしく見守るというより監視せよ。と彼にその使命を授けたのだった。



「よっと……」


 その彼がそう言いながら席を立った。


「ん、静也せいや今帰るのか?それなら俺も一緒に」


 そう声をかけられ彼は用事があるからな、わりぃ。と首を横に振り、たった今出て行った二人のあとを追った。


 (頼むから何も起こらないでくれ、でも俺はあまり衛の事を知らない、むしろさくらの友達だからさくらの恋を応援する立場なんだけどな……詩織の奴が衛の彼女の味方だから仕方ないか。ってか俺、俺だよ、なんでこんなこと引き受けちゃってんだよ、思いっきりさくらからしてみれば邪魔じゃねーか……はぁ追っかけないと)


グダグダな文章ですいません!神視点を多用するのが久々なものでちょっとリズム狂いました、ってかまた新キャラかよ……。この作品何人名前を持つ人がいるんでしょうね……結構多い気がしていけません。なんだかこうしてみると東方みたいな感じになってきましたね。○○組にはあいつとこいつがいて、みたいな……。


感想待ってます、感想を貰ったときの嬉しさは半端じゃないですよ!

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