27話
突然の更新です。いつもより短いですが読んでみてください。
感想や評価を待っています。どうかよろしくお願いします。
では気になる27話は↓からです。
「え?平沢……咲月さん?」
「はい!平沢咲月です!」
なんだか嬉しそうにそう答える咲月。対して女は困ったような表情を浮かべ
「おかしいわ、ここ(この地区)で平沢といったらあの子達しかいなかったんじゃ」
そう呟いた。それを聞いた咲月は間を空けないよう
「誰かを探しているんですか?」
と、聞いた。
「え、えぇ。平沢こよいさんと平沢有二さんを探していまして、聞いた話しによるとここだと聞いたものですから……」
「そうだったんですか、人探しは大変でしょうけど頑張ってくださいね?じゃ少し用があるのであたしはこれで」
咲月はやや強引に話を切り、家へと戻っていった。
でも、用があるのは本当だ。そろそろ聞こえてくるころだ有二のやめてー!いやあああ!というヘルプコールが。もう何があったかはご想像に任せておこう。
キーワードはお風呂、だ。
咲月が戻って置き去りにされた二人。一つため息をつくと女はこう呟いた。
「・・・・・・・はぁあの子が咲月さんね。結構やり手ですね……あらあなた?どうかしたんですか?」
どこか違う場所を見ていた旦那にそう問いかける。
彼はこよいを見つけていた。こよいが自分の子供だという事も分かっていた。
そして彼はこよいの姿が妻に見えないよう体で遮り、妻の肩に手をやり
「いや、何でもない。さぁ帰ろう、しのぶ」
そう言ってその場を去っていった。
何故彼はこよいを見つけたのにそれを妻に伝えなかったのか。ましてやこよいが見つからないようにしていた。一体これはどういうことなのだろうか……?
彼は引き取りに来たのではなかったのだろうか……?
「こよい、大丈夫?」
「うん……」
何で?今、あたしが見えないように帰ったよね?明らかにあの距離からだから顔が割れちゃうし、でもああしてくれなかったら今頃どうなってたんだろ、あたしったらバカみたい。
「美咲、行こっか。今ちょうど咲月姉ちゃん来てるみたいだし賑やかになるよ~?」
「さっき出てきたのが咲月姉ちゃん?」
「うん、早く行こー咲月姉ちゃんとってもいい人だから。たまに何考えてるか分からないときあるけど」
ただいまーと言うと咲月姉ちゃんがこよいちゃんおっかえりー!ってすぐに返事してくれた。
その後、この子はこよいちゃんのお友達?って聞いてきて、こよいは、こよいの親友だよ~!って答えて、美咲が初めましてと挨拶をしてから靴を脱いだ。今日は楽しくなりそう。
Q.何故短いのにあげようとした? A.シリアスもどきと楽しい場面を混ぜたくなかった。別々に読んでもらおうと思った。
はい、そういうわけで柴わんこです。
今回の後書きはひょんなメッセージが送られてきたのでそれに答えますよー。
えぇ、質問が来たんですよ。
というわけで質問はこれです。
Q.これってなんかのパクリ?
A.オリジナルです。パクっては無いです。ってかパクルんならもっと面白いでしょうに(笑)
こんな質問が来ちゃいましたよ。なんかキャラ名と性格が似てるって事でしたが思い当たる節が無いんですよね。ちょっと怖かったですよ。
まぁ少し怖い思いをしたんですが今回の件があったんでこの作品に対する質問募集してみようかと思います。
質問のほうはメッセージボックスにでも放り込んでおいてください。
咲月の靴箱と違って大量にあるわけじゃないから迅速に対応しますよ。
では感想と評価の方と人気投票に質問の方をよろしくお願いします。
読んでくださっている読者様に感謝!ではまたいつか。