3月?日 黒いなにか
「あなた、能力を使えるの!?」
僕は一人でデジャヴを感じていた
「あ、そうか
コレ言っちゃいけねぇやつだった」
「そう言うってことは本当に使えるのね?
共有とかで使ってるとかでは無く」
唯一の言い訳すら塞がれてしまった
「そうだな、なんてったって俺がその共有の能力を
持ってるからな」
もう全部言っちゃったよ
「あなたが共有の能力を持っていると言うことは...」
何を言われるのだろうか
多分間違いなく子供が能力を使ってることを
咎めてくるだろう
「私もその共有の能力を使ってもらえば
能力を使えるってこと?」
ん?
あれ、彼女の表情がさっきより明るくなってる
もしかしてただ能力を使ってみたかっただけなんじゃあ
「そうだな」
タイシは一度そう答えた後に僕に耳打ちしてきた
「どうする?俺正直コイツのこと嫌いなんだけど」
「うーん、僕も得意じゃないけど
せっかく協力してくれてるし。
しかもこの状況を打破するためには彼女しか
頼れるひとがいないし
いいんじゃない?共有に入れても」
「それもそうか」
そう言ってタイシは向き直る
「能力が使えた方が色々と便利だろ
共有に入れてやるよ。
それはそれとして、お前が俺のこと道具扱いするなら
俺もお前のこと使えるだけ使い潰す気でいることは
理解してくれよ?」
それはやっぱり根に持ってるんだ
「道具は確かに言い方が悪かったわね、ごめんなさい」
素直にルルアが謝ったことでタイシは逆にたじろいでいた
「コイツ、そんなに能力を使いたいのか?」
また僕に耳打ちしだす
「そうじゃなく、純粋な気持ちで言ってるんだと思うよ。
発言からは謝意しか感じないし」
人の嘘を読み取るのは結構自信あるから
分かる。自分は嘘つけないけど
タイシは少しゴネたけど
ルルアさんも共有に入れた
とりあえず
加速、切断接合、巻き戻しについて教える
タカナリさんの能力は...あくまで集めるだけの
能力だから、本来の能力だけじゃあの強さは
出せないし教えなかった
それを聞くと、すぐに自分の腕の傷を
巻き戻しを使い、綺麗な肌に戻していた
そんなこんなしていると、少し広い部屋に出た。
薄暗い空間でなんとか僕らは目を凝らす
するとそこには、見覚えのあるものが...
もう見たくなかったものがいた。
前の城内で発生した
ウイルスで人が死ぬ際に出てくる黒いなにかだった
またここでもウイルスの感染者が出たのか?
いやでも普通のこのウイルスならまだしも
この黒いなにかまで生み出していると
いうことは、僕らにとっての敵勢力も
この遺跡にいて、このウイルスを
増やそうとしたやつがいるってことか?
色々考えても答えは出ない、とりあえず応援をよんで
コイツらを片付けた後に
ルルアさんに聞こう。
僕は二人を呼ぶ、
タイシはしかめっつらをしていて、
ルルアはこれがなんなのか見極め兼ねているようだった
僕はルルアにコレについて説明する
「え?じゃあコイツに触れたらゾンビに
なるってことかしら?」
そっか、僕らと違ってワクチンを打っているわけじゃないから
感染の恐れがあるのか
じゃあルルアにこれに関わらせることはできないな
とはいえ、タイシは一瞬でほとんどの
黒いなにかを片付けてくれた
「やっぱりそれでも問題は人ね」
その様子を見ていたルルアが言う
ルルアは自分でそういうと、耳を澄ませた
「ほら、そんなこと言っていたら
人がきちゃったわよ
ちょうどこちらと同じ三人。」
一人が一人ずつ戦うしかないか...
最近内容薄くね?




