デート
よっしゃ間に合った。
風が雲を流したのか、薄ら笑いのような月が照らす、夜の帝都。
観光名所百選だか何だかに載っていた時計塔の天辺。
胸壁のような形状を呈するソコに座ったまま、脇に抱えた得物を丁寧に検め、砲弾を弾倉に叩きこむ。
6連発式回転弾倉を砲身が飲みこみ、レバーを下ろして装填。
薬酒に浸した干し肉を噛みしだき、口の中に充満する苦く臭い味。
吐き気を堪えて、用意した水筒の中身を飲み干した。
とてつもなく濃いハッカのような味と、粘膜を焼くように沁みる感覚。
人体に有害なレベルの賦活剤と、感覚鋭敏化の魔術薬の同時服用だ。
どちらも禁止薬物に指定されているうえに、多用すれば中毒と副作用で頭がパッパラパーになるが、生憎と今は緊急時だ、四の五の言っていられない。
懐の無線機を手に取り、耳に当てて。
『おい、ペット。準備はいいか?』
「問題ありません、フィリア。手筈通り、よろしくお願いします」
『ネズミ講の位置は、お前に渡した魔法の地図と同期させてある。オレの砲撃指示に従って照準、即座に発射。弾着を観測したらすぐに次の標的を狙え』
「わかりました。よろしくお願いします」
『おう、任せろ。………ナナちゃんな、しばらく前からオレに、ご主人様にどうやって告白しようかって、相談してくれてたんだよ。
考えなしの突発的な告白でも、ナナちゃんは本気だった。お嬢に、本気で好きだと言おうとしてた。アイツラは、それを、台無しにしやがったんだ。
オレ達の可愛い妹分の、本気の告白を、台無しにしやがったんだ。オレ自身、連中をぶっ殺してやんなきゃ、気が済まねぇ。
………やってやろうぜ。なぁ、お兄ちゃん?』
「勿論です。1人も生かしておく気はありません」
『ああ、頼んだぞ。…………健闘を祈る、オーバー』
ブツッと音を鳴らして無線が途絶え、吐いた溜め息が白く煙って帝都の夜に消えていく。
いつの間にか降り出した雪が、暗い街並みに降り積もっていた。
冷たく肺を刺すような寒気を吸い込み。
「11時の方向、距離1750。風向きは南南東、風速は7,9メートル。特殊弾装填完了、照準、ヨシ」
古びた地図の上に浮かび上がる黄色の光点。
フィリアが放った無数の探索用遺物が出す信号を感知して地図に示すだけのものだが、これで十分。
担ぐように構えた砲身を、しっかりと保持して。
「────発射」
引き金を引く。
腹から肩にかけて鈍い衝撃が響き、数拍の後、帝都の一角で火柱が上がった。
特殊弾───大量の爆薬を圧縮充填した長さ50センチの鉄杭───は、小さな屋敷程度なら消し飛ばす威力を誇る。
レバーを引いて弾倉を回転させ。
『弾着確認ヨシ、次弾照準次第放て』
「了解」
発射。
先の屋敷から離れた商会─────に偽装した隠れ家が爆発四散し、無線から響く弾着確認。
次の標的へ即座に照準し。
『いいぞ、撃て』
「了解」
撃鉄が火花を散らし、帝都の夜を裂いて弾丸が軌道を描く。
『弾着ヨシ、次弾照準、放て』
「了解」
撃鉄を起こし、砲身をとりまわして固定、発射。
目標が爆裂したのを確認し。
「もうバレたか」
懐から抜き放った拳銃をぶっ放し、背後から近寄ってきていた黒づくめのバカの頭がはじけ飛ぶ。
単独で来ていたことを考えれば、たまたま建物の外部にいて生き残ったのだろう。
ふと、空の暗がりに目を凝らせば、無数のゴマ粒ほどの大きさの物体が飛翔するのが見えた。
龍眼を発動し、どこか鳥に似たマヌケな服装のバカ共。
最近、軍の技術局が飛行用の[鎧]を開発したと聞いたが、アレがそれか?
随分と横流しが早い事だ。
軍部の協力者からの支援と見た。
このまま迎撃してやりたいが、拳銃では射程が足りず、砲は弾が足りない。
仕方がないので武具創成で鉄棍を作り。
「オッ、ラァ!!」
空を切って飛んだそれが敵を打撃し、爆発四散。
大した威力じゃなかったはずだが、思いのほか脆いな。
軽量化のために防御力を削ぎ落したか。
次弾を振りかぶってぶん投げ、夜空に火焔が咲く。
投げて投げて投げて、面白いくらい簡単に撃墜できる。
思いっ切り投げて、1人を貫通した鉄棍がもう1人を撃墜した。
鼻歌1つ、鉄棍を構えて。
『おい、ペット!大丈夫か!?何があった!!』
「黙って下さい、フィリア。貴女のせいでハットトリックを取り損ねたらどうするんですか」
『知ったこっちゃねぇよ!?というか、マジで何が』
「少し襲撃されているだけです。予定は変更しません、このまま全員ぶっ殺します」
『………そうか、気張れよ?』
「もちろんです。………あぁ、それと、ナナのフォローを頼みます。相当落ち込んでいるでしょうし、明日の対抗戦に響いても大変です。もし泣いて寝付けないようだったら、ホットミルクを飲ませてあげてください。オーバー」
『いや、そのくらいテメェで』
通信を途中でぶった切り、砲撃を再開。
ボロ小屋の屋根を砲弾がぶち抜き、大爆発。
続けざまに射撃し、照準し、撃針が『カツン』と乾いた音を奏でた。
弾切れか。
レバーを動かして弾倉を外し、予備を装填。
構えて撃ち、屋敷が消し飛んだ。
残る的は2つ。
息を吸い、ゆっくりと吐き、2連射した砲弾が、標的を吹き飛ばす。
中腰に構えた砲をブッパして、爆破に巻き込まれたローブ共が、火に焼かれた虫のように落ちていく。
爆炎を突っ切って飛翔する人影に、鉄棍を振りかぶり。
渾身の一撃がハットトリックを決めた。
「………あの、フィリア。コレは?」
「オレじゃ手に負えん。お前が何とかしろ」
早朝、ヴァルハリエ家。
ナナの自室を、銀色のふわふわが占領していた。
ときおりモゾモゾと揺れるソレが陽光を反射して、壁に浮かび上がるまだら模様。
恐る恐る手を触れて、柔らかあったかい。
なんていうか、こう、アレだ。
人をダメにする感触だ。
「で、コレ、なんですか?」
「ナナだ」
「は?」
「不貞腐れてこうなったんだよ。今朝から、この毛玉に引きこもったまま出てこなくてな。お前なら、なんとか引きずり出してくれると思ったんだが…………」
「どうやって引きずり出せと?」
「さぁ?どうやればいいんだろうな」
間抜けな事を言うフィリアを無視してもう一度毛玉に触れる。
………………わずかに、脈を打つような感覚。
匂い的にもナナで間違いないと思うが、何をどうすれば。
まぁ。
「対抗戦が延期になった分、猶予はあるな」
「そりゃ、あんな大爆発があったその日にやるのもムリがあるだろうよ」
学院からの速達によれば、昨日の爆発事故による影響を考えて、対抗戦を明日に延期するとのことだった。
中止しなくてもいいのかと思ったが、まぁ、俺が気にすることじゃない。
予定から一日遅れで行われるなら、明日の準々決勝戦、明後日の午前中に準決勝戦を戦い、昼食をはさんで午後から決勝戦となる。
まだ1日ある。
ある、が、長引いても問題だな。
可及的速やかに、ナナを回復させねばならないのだが。
「私が来たわ?」
「うおっ」
後ろから抱きすくめられて変な声が出た。
思わず振り払い、不機嫌そうに顔を歪めるお嬢様。
「ねぇ、クロ。昨晩は何をしていたのかしら?」
「異端審問組織を殲滅してまいりました。今後、連中が手を出してくるようなことは無いかと」
「………そう。頑張ったじゃない」
「お褒め頂き光栄です、リーンお嬢様」
お嬢様に頭を下げて、嫋やかな指先が、優しく労わるように毛玉に触れた。
薄く血色のいい唇が、わずかに開き。
「ナナ。デートに行きましょう?」
「行きますっ!!」
思ったより早く駄犬が出てきた。
毛玉の中からモフッと上半身を突き出したナナが、お嬢様を抱きしめて毛玉に引きずり込んだ。
「うぷっ!?」と悲鳴を上げたお嬢様が手足をジタバタさせて藻掻き、しかし抜け出せない。
食らった俺だからわかるが、ナナの拘束はかなりえげつない。
文字通り人外の膂力に加え、なんというべきか、逃げだしずらいナニカがある。
力づくで振りほどいて逃げるというのが、非常にしにくいのだ。
故に。
「ナナ。お嬢様が気絶しそうです」
「はっ!?」
愕然とした様子のナナが慌ててお嬢さまを解放し、ぐったりと力なく毛玉に顔を埋めるお嬢様。
毛玉から抜け出そうとして滑って転ぶナナを尻目に、お嬢様を助け起こした。
ふるふると頭を振ったお嬢様が、優しい眼をして。
「………ナナ。私、貴女に告白されて、すっごく嬉しかったのよ?」
「………ご主人様?」
ぎゅうっ、と音がしそうなくらいに、ナナを抱きしめた。
軽く口付けて、鼻と鼻がつきそうな距離で見つめ合い、キョトンとしていたナナの顔が真っ赤に染まり。
「ごごっ、ご主人様!?急に何を」
「馬鹿な奴らに邪魔されちゃったけど、それでも、貴女が私を好きになってくれて、とっても嬉しかったの。………でも、そうね。またいつか、改めて告白してもらえるかしら?今度はちゃんと、誰にも邪魔されないように、ね?」
「大好きです、ご主人様!!」
お嬢様が押し倒された。
「………なぁ、ペット」
「なんですか、フィリア。今集中して」
「なんで、オレたちゃデバガメみてーな真似してんだ?」
「黙っててください」
くだらない疑問を封殺し、中折れ帽子を目深に被り直す。
目線の先で、お嬢様と手をつないだまま楽しそうに先導するナナ。
いつものメイド服ではなく、少しおめかしした町娘風の服に黒い髪がよく映えていた。
自分の中の何かが浄化されていく気がする。
「えっと、なんで私も連れてこられたんですかね」
「シーザー様は写真を撮ってください」
横に目をやって、不満げに頬を膨らませるシーザー様。
カメラを押し付けて、押し付け返された。
「そのくらい、自分でやって」
「非常に、非常に残念な事ですが、左腕がまるで動きません。お願いします」
「こんな事してる場合ですか!?ちゃんと養生しないと」
「こんな事、だと?」
「ひうっ!?」
細っちい肩を鷲掴み、小さな悲鳴。
腹の中でナニカが煮えたぎるのを必死で抑え。
「一度しか言わねぇから、そのムダにいい耳をかっぽじってよく聞きやがれ。俺は、ナナのお兄ちゃんだ。お兄ちゃんなんだよ。ナナの、可愛い可愛い俺の妹の初デートが上手く行くように影ながら見守り、必要とあらばありとあらゆる手段を尽くして万障を排するのが俺の使命だ。
考えてもみろ?あの引っ込み思案のナナが、お嬢様に自分の気持ちを伝えて、ワガママを言えるようになったんだぞ?その上、今日は初デートだ。初デートなんだよぉ!!!」
「わわっ、分かりましたから、いったん落ち着いて」
「コレがっ、コレが落ち着いていられるか!!クソみてぇな連中にナナが絡まれやしないか、お兄ちゃんは心配です!!もしそのせいでナナが自分から行動できなくなったら!?ナナが鬱になったら!?お兄ちゃんは不安なのです!!」
「ちょっと、声、大き」
「ああそうだよ!!確かに俺は、ずっとナナの側にいてやれないさ!!
ナナもいつかは、誰かいい人を見つけて、幸せになるんだろうよ。幸せになって欲しい、ずっと笑っていて欲しい。その時に、俺がそばにいなくたって構わねぇよ。
………だがな、それまでのナナの幸せを、幸福を保証するのは、俺だ。誰かがナナを幸せにしてくれるまで、ナナを守るのは俺だ。
俺がやらなくちゃならない、俺の役目だ」
龍と人間の時間は、一緒に暮らすには、あまりにも乖離し過ぎている。
いつかきっとナナは、誰かいい人と一緒に並んで歩いていく。
俺から離れて、自分で自分を守って、自分で幸せになる。
その時に俺は必要ない。
それでいい。
ナナの人生は、幸福は、ナナだけのものだ。
それを邪魔する権利は、誰にもない。
せめて、ナナが誰かと幸せになる、その時までは、俺がナナを守らなくちゃいけない。
俺が与えられる最大の幸福を、ナナにあげたい。
俺は、ナナを幸せにしなければならない。
だから。
「シーザー。金輪際、ナナに関わることでこんな事なんて言うんじゃねぇぞ。次は殺す」
「………わかり、ました」
吊るし上げていた手を放し、不満げな目を向けて来るシーザー様。
沸騰したままの脳を冷やすように、大きく息をして。
「おい、ペット。ナナちゃん達、向こうに行っちまったぞ?」
「急いで追うぞ。ナナに万が一のことがあったら、この帝都ごと爆砕してやる」
「もうやだこの狂犬」
「安心しろ、シーザー様。すぐに慣れる」
「慣れたくないんですけど」
ごった返す人波の間をすり抜けて、見失わない程度の距離を保ってついていく。
人の多い大通りの、それも真昼間だからか、幸いなことに野暮な輩はいないようだ。
ナナがパニックになったりしないか心配だったが、特に緊張している様子もない。
ふと、妹とクリスマスマーケットに行った時の事を思い出した。
まだ小さかった妹が、人の多さに怯えて顔をクシャクシャにして泣いてしまって、手を引いて歩いたのが、とても懐かしい。
まさしく雑踏といった感じの人ごみが視界を切り取り、電飾で飾り付けられたクリスマスツリーが頭を覗かせていた。
夜の冷気が痛いくらいに沁みる耳をニット帽に押し込んで、ネックウォーマーで顔を覆い、手袋越しに繋いだ手の柔らかい感触。
いつまでも泣き止まない妹を連れてマーケット会場から出た時、少しだけ、安心したのを覚えている。
頭を撫でられて膨れっ面を作る妹が、可愛かった。
………あぁ、そうだ。
妹と約束したんだった。
■■がもう少し大人になったら、また2人で行こうって、俺は約束した。
あいつはポロポロ泣きながら、それでも「うん」って言ってくれた。
そうだ。
帰らないと。
家に帰って、謝って、2人でクリスマスマーケットに行こう。
そうだ。
こんなことをしている場合じゃない。
早く帰らないと。
早く、家に。
「おい!ペット!!大丈夫か!?」
急速に意識が浮上した。
不規則かつ異常な脈を打つ心臓が、全身に毒のような血を送る。
不快に泡立った口の中身をむりやりに飲みこんで。
「………フィリア。いったい、なにが」
「お前が急に棒立ちになったんで路地裏に引きずり込んだだけだ。………逆に聞くけどよ、何があったんだ?変なもんでも食ったか?」
からかってくるフィリアを無視して、薄汚い壁に挟まれた、せまっ苦しい空間。
………なにか妙な、白昼夢を見ていた気がする。
忘れてはいけないモノだったようにも感じるが、まぁ、覚えていないということは、さほど大切な事ではなかったのだろう。
というか。
「ナナはどこに」
鋭敏化した嗅覚が、血の臭いを嗅ぎ取った。
錆び鉄のような血の臭い。
ナナの、血の臭い。
「クソッタレが!!!」
「いいですか、クロさん。これに懲りたら無茶はやめにょあぁ!?」
瀕死の体に鞭を打って全力疾走。
一足を踏み出す度に、わき腹が、ズキズキと悲鳴を上げる。
思わず足がもつれ、誰かの靴を盛大に踏んづけた。
進路状を塞ぐ一団を突き飛ばし、後ろで上がる怒号と喧騒。
構うものか。
人々の足元をすり抜けるように走り、次第に濃くなる血の臭い。
市場を通り過ぎかけて、龍の鼻が、臭いの発生源を捉えた。
鉤爪を延長して壁を登り、屋根の上を走る。
レンガ屋根を蹴っ飛ばし、飛び降りて。
「ナナ!!大丈夫です…………か?」
死屍累々と転がるゴロツキ………だったモノと、こんな血塗れの中、互いに抱き合うナナとお嬢様。
湿っぽい嬌声が耳朶を打ち、必然の思考停止。
ふと、眼があった。
熱を孕んで潤んだ青い瞳が俺のマヌケ面を映し、ナナの顔から表情が消えた。
なおもキスを続けようとしたリーンお嬢さまが押しのけられて振り向き、そこでようやく俺を認識したらしく、顔に冷や汗を浮かべる。
異常なプレッシャーを纏ったナナがツカツカと歩み寄ってきて、思わず後ろに下がってしまった。
至近距離で俺を見上げたナナが、唇を薄く開き。
「奇遇ですね、ナナ。こんなところで遭うなん」
「クロ兄さん。今日は屋敷の仕事があるって言ってましたよね?なんで市場にいるんですか?」
「それは、その…………食料品の買い出しに」
「ウソですよね。昨日、厨房にはまだたっぷり食料がありました。あれだけあれば一週間は持つはずです。………もう一度聞きますね?なんで、ここにいるんですか?」
マズい。
非常にマズい。
色々と詰んだ。
どうしよう。
………いや、落ち着け、俺。
こんな時こそ冷静に、冷静に対処してこそのお兄ちゃんだ。
よく考えて、口を開き。
「ナナが心配でついてきました」
「最低です、クロ兄さん」
「ぐふっ」
心の折れる音がした。
妹に嫌いって言われるとお兄ちゃんは即死します。
次回予告。
いよいよ幕を開ける、対抗戦決勝戦。
お兄ちゃんが打ちひしがれたりお兄ちゃんが切腹しかけたりする舞台の裏で、悪役は苦悶する。
黒幕は加速する物語の糸を引き、脚本通りに人形が躍り、何も知らない龍と吸血鬼は、変わらない日常を盲信して目を閉じる。
自らが舞台装置であることも知らぬまま、傀儡は高慢な笑みを浮かべ。
ナナ「ぶぅーーーんwww」
アサカ「オレ自身がガンダムになることだ!!」
カティア「俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!勝利を掴めと轟き叫ぶぅ!ばぁぁぁくねつぅぅ、ゴッドフィンガー――!!」
黒幕さん「ねぇ、待って。こいつら、まるで言うこと聞いてくれないんだけど」
クロ「もう何も見たくねぇ」
ミカ「有象無象の区別なく、私の弾頭は許しはしないわ」
次回「 MAY CHAOS TAKE THE WORLD」




