ここにいる
完成しても喜べなくなった数独なんて破り捨ててさ
窮地で宙ぶらりんになっている自分を助けに行こう
わをんから始まる物語があったっていいからさ
一緒にかき混ぜて飲み干してしまえばいいだけ
何も知らない
もう今更何も見たくはない
既に大抵のことへの興味は失った
そこにある動くことのない壁掛け時計が言ってんぞ
それは私も同じだし
そうじゃないのも私だからほっとけって
好きなものは好きだし好きでなくてもたまに好き
人生なんてそんなもんか
雨や風邪にさらされるような夜でも
毎日、毎日、毎日こんなこと考えていて
勘違いもほどほどにしとけよって日も沢山あって
知らないフリをし続けるには知る事を知りすぎたし
それでもくだらない詩をあなたに届けたくて
あなたに届けたくて
そして私にも
こんな世界永遠にクソ喰らえ