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2話

まだ説明回です。

 ステータス割り振りが終わると、


【おつかれさまでした、それでは以下の選択肢からひとつジョブスキルを選んでください】


幸運剣士(ラッキーソード)…己の運を武器に付与し闘う者。

勝負師(しょうぶし)…己の運のみを信じ、運で闘う者。

                     :

                     :

                     :

 他にもいくつかあったが興味があったのは上の二つだけだ、どっちにしようかな〜。剣とかは普通すぎてつまらなそうだから、 勝負師(しょうぶし)でいいか。と 勝負師(しょうぶし)を選択する。

 いや、ほら俺だって男じゃん?小説みたいな主人公っぽいことしてみたいんだよ。だからあえてそれっぽいジョブスキルを選ばせてもらう!

 ジョブスキルを選び終えると神様がまた話しだした。いけね割り振りとかに気を取られてすっかり忘れてた。怒ってないといいけど……


「…そろそろいいかな?これが今のキミだよ」


 と、またまた目の前にウィンドウが現れる。


キントウ

装備 皮のシャツ、皮のパンツ

Str:0

Vit:0

Agi:2

Int:0

Min:0

Dex:2

Luc:16


「準備はいい?じゃあ、いってらっしゃーい!頑張って魔王を倒してねー」


 神様がひらひらと手を振っているのを見ながらログインした時と同じように意識が暗転して真っ暗になった。


△ ▲ △ ▲


 気がつくと周りは人だらけだった。


「まだ、人がたくさんいるな」

「そりゃサービス開始から二週間しか経ってないからね、この街を拠点にしている人ばかりだよ。第二陣も今日から参加できるし」


 おっ、ビックリしたー。俺の独り言に反応したのは俺より少し身長が低い男の子。隣には勝ち気な目とポニーテールが特徴的な女の子も一人いる。


「お、浩二と理央じゃん!いたのか」

「いたのか。じゃないでしょ!やっと来たの?」

「まぁ、しかたないよ理央。透は三日も僕たちのために並んでくれたんだし」

「そりゃ、そうだけどさ……もうちょっと早く来なさいよ」


 浩二と理央は俺にゲームを買うのを頼んで来た学校の友人だ。二人とも俺と同じ皮のシャツと皮のパンツ、初心者装備だ。浩二はいつもと同じ髪型で色を黒から焦げ茶色に、理央は髪と目の色を薄緑色に変えている。

 ちなみに俺はまったく変えておりません。リアルと同じ黒髪です。


「ごめんごめん、それでおまえらはどんなジョブスキルとったの?」

「僕は 調教(テイム)だよ」

「私は 調薬(ちょうやく)よ」

「なんだ理央、お前生産系にしたのか」

「うん、なんか面白そうだったし」

「透はどんなジョブにしたの?」

「俺?俺は 勝負師(しょうぶし)っていうやつにした」

「なにそれ、浩二知ってる?」

「知らない、それってどんなジョブ?」

「えっと……なんかLucに関係していそうなジョブかな」

「ふーん、それは置いといて、こっちでは私の名前は『マリオ』だからね」

「僕はまんま『コージ』だからよろしく」

「オッケー、俺は『キントウ』って名前にしたから。って理央はなんで『マリオ』にしたの?」

「増田の『ま』と理央の『りお』で『マリオ』よ」

「あ、そういえばお前の名字増田だっけ」

「じゃあ、装備とか整えに行こうか」


 三人でいろいろな店がある広場、通称マーケットに向かう。


△ ▲ △ ▲


 マーケットに着いてまず向かったのは武器屋。自分たちがどんな武器が使えるのか確認するためでもある。

 NPCの店かプレイヤーの店か悩んだけど、まだまだ最初だし、あまりお金を持ってないという理由でNPCの店に行くことになった。それと、この世界での通貨は『エン』だそうだ。わかりやすくていい。

 まず、コージは無難に短剣を選んだ。まぁ、あいつはテイムがメインだからあまり使わないだろうな。それにStrにあまり振ってないそうなのであまり重たい武器は持てないそうだ。

 補足として説明すると、武器はステータスさえ足りれば装備は出来るが、アビリティ……必殺技のようなものは使えないから、ただ振り回すことしかできない。

マリオは生産職なので関係無し。

 さて、次は俺の番かどんな武器が使えるかな…

片手剣…【装備できません】、両手剣…【装備できません】……あれ?剣系が装備できないぞ?

短弓…【装備できません】、長弓…【装備できません】……おかしいな?どうした?

杖…【装備できません】、ナックル…【装備できません】etc…【装備できません】

……あれ?なんで装備できないの?他に装備できる武器がないかスクロールして探すがすべて【装備できません】の表示。勝負師って何で闘うんだよ!?てゆうかこのゲーム武器多いな、鉄扇とか誰が使うんだよ?他にも有名なところでヌンチャクやクロスボウ、マイナーなやつだと狼牙棒やチャクラムなどがある。


「で、俺はどんな武器が使えるんだ?」


 メニューの下の方にやっと見つけた【装備できます】の文字。やっと見つけたよ、さてさてどんな武器かな?


トランプ…【装備できます】、点棒…【装備できます】

 ……なんだこれ?トランプと点棒?点棒って麻雀の点棒か?まぁ、これしか装備できないなら仕方ないよな、というわけでトランプと点棒一つずつ買う。

 点棒がやけに安いんですけど、一つ1エンって安すぎない?コージの買った短剣でさえ150エンしたのに。


「じゃあ、武器も買ったし、とりあえずフィールド出てみる?」

「ちょっと待って、あなたスキル取ったの?」


 俺が提案するとマリオが逆に聞いてきた。そういえば忘れてたな……


「ごめん、忘れてた。お前らはもう取ったの?」

「僕は【ジャンプ】【ダッシュ】【指揮】【MP量増加】【MP効率上昇】だよ」

「私は【生産技術】【効率化】【器用】【採取】【植物の心得】ね」

「コージの【指揮】とマリオの【生産技術】と【効率化】と【植物の心得】ってどんなの?」


 【器用】はおそらくDexアップとかだろうけど、他のがわからない。


「【指揮】は使役しているモンスターとかのステータスに補正が掛かるスキルだよ。使役系のジョブには必須だからね。あと、将来召喚士みたいなジョブになりたいからMP関係のスキルもとったよ」

「じゃあ、マリオのは?」

「【生産技術】は生産系のアビリティに補正が掛かるもので、【効率化】は文字通り作業効率が上がるスキルよ。【植物の心得】は植物の取り扱いに関係する…としか書いてなかったわ」

「それで、キントウはどんなスキル取るの?」

「うーん、自分の武器がどんなものかよく分からないから、一回スキル無しで戦ってみてから考えるよ」

「そう、じゃあフィールド行ってみましょうか?」

「その前にフレンド登録とパーティー申請な」


 コージとマリオとフレンド登録し、パーティー申請を送ってもらう。パーティーを組むと、視界の右隅に二人の名前とHP、MPが表示された。

 それじゃ、行きますか。


改稿しました

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