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死にたいという生き方

作者: 豚田豚男

何もない後悔だけの人生。。

私が、死にたいと思っていたのは、小学生のころからだった。

悲観的な感情、感受性が強く、全てが辛く、辛いことの連続。

だが、初めて言葉にした死にたいという言葉、そんなとき歳の離れた姉が交際していた男性に

言われた一言、それは、今でも心に残っている。


「死にたいなんて軽々しく使うな!!お前は生きているんだ!!」


これが最初に言った初めての私の「死にたい」と言った言葉だった。


それからも私の死にたいは続いている・・・・。


2度目は、中学生の頃だった、同学年の、ほぼ全てに、からかわれているだけだったのかもしれないが

とても傷ついた。

同学年の全ての男子が敵のような状態だった。

そんな毎日が続き、毎日、毎日、死にたいと言っていた。


死のう、死のうという言葉が続き、2度目の死にたいという言葉を母に伝えた。

そのときの母の言葉は衝撃だった。

「あんたが死ぬなら私があんたを殺して死ぬ」その言葉は衝撃的だった。


今、思えば、親不孝だったのかもしれないが、死んでいた方がよかったのかもしれないと

考えている。


高校の頃は、順風満帆ではないが、それなりに友人も出来て、つまらないながら

何とか生きてきた。

だが、親の不仲もあり、毎日、毎日、死にたいと思う毎日だった。

何が、そんなに嫌なのか、何を思って死にたい死にたいと言っていたのかはわからないが

自分がダメだと思った、何がダメなのか・・・そんなのは分からないが

自分には何もない・・・何にもない、なりたいものも、なれるものも・・・何も・・・・。


なんのために生きているのかが分からない・・・ただ生きているだけの3年間だった。

良い子でいなくちゃ、真面目に真面目に生きていなくちゃ・・・・。

そんなプレッシャーを毎日、受けて生きてきた気がする・・・。

だが、思っているだけで「死にたい」と言葉にしたことはなかった気がする。


何だかんだで、そんな難しくもない5流ほどの大学に入り・・・・。

そこから今につながる鬱が始まった気がする。

そのときに、色々と悪いと思うことをしてきた。。。。。

そのときの後悔、そのときの懺悔の気持ちが今も残っているのかもしれない・・・・・。


それからの人生は崖から転げ落ちているような気がする。。。


毎日「死にたい、死にたい、死にたい」そんな毎日が続いていた。


大学も何とか卒業し。。。。


1年は・・・ぶらぶらとして。。。就職をするが。。。


毎日、毎日、死にたいと思いながら生きてきて・・・結局、周りに生かされてきた気がする。


無理に・・・無駄に・・・生きている・・・。。。死にたい…死にたい…。。。


そんなとき、あることが起こり、親を泣かせてしまった。。。。


「あぁ、やっぱり、生きてちゃダメな人間なんだ。。。。。。。」


「死ね」「死んでしまえ」頭に響く囁き・・・・。


大学の頃にしてしまった過ちが、頭によぎる・・・・。

「やっぱり僕は死んだ方がいい人間なんだ・・・。」


そして、今、何にも希望のないまま生きている。。。ただ・・・単に・・・無駄に。。


ここからの人生は・・・何が起きるのか怖く・・・。不安に・・・ただ不安に。。。


いつか自分の人生を閉めるときがくるまで。。。。

これから起こること・・・何が起こるのか。。。

分からないことばかり。。。


死にたい、死にたいと思う人生。。。。


どうしたらいいのか、もがき苦しむ。。。。

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