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After Story
短い物語でしたが、ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この物語は約6時間で一気に書き上げました。
初めての投稿です。
この話、つづけたり、長編にできそうだけど
とりあえず書き上げたぜ。
実は、この物語には続きがある。
魔王が倒され、平和になると思われた世界は
鬼による支配を受け、
魔王よりもひどくなったのである。
人々は困り、
やがて、ひとりの勇者を異世界から召喚することに決めた。
祭壇の4隅で召喚士が勇者を召還の儀式を行う。
しかし、何も起こらない。
人々が諦めかけたときだった。
魔方陣が金色に輝き、
「え?なに?ここどこ?」
白煙とともに勇者が現れた。
勇者は流れるような長い金色の髪に、
漆黒の瞳を持った
美しい女人だった。
耳につけた黒いイヤホンからは激しい音が漏れ、
手には古い音楽再生機器を持っていたという。
しかし、これはまた別のお話。
END
余談:勇者は鈴木裕信を召還するとき、「魔王より強くて極悪非道で容赦ないやつ出てこい!」と、召喚唱えたらしい。後に勇者は語る。あれは過ちであったと。