6.面接の途中経過
あれから順調に進んでいき今日は9日目。
この8日間の面接で今のところ確定で決まっているのは13人。
1人目は1日目に来てくれたもちろんRIKUだ。
未来の有名ボカロPで彼のファンなのに不採用にすることなどありえない。
2人目は凛音とゆかりのある人物だ。
その人物とは未来の有名個人Vtuberの月見里琴莉だったのだ。
凛音とはプライベートでも遊びや旅行に行ったりする仲で雑談配信でよく報告があったり2人はルミナスというユニットで活動をしていた。
なぜ面接の時に分かったかというと彼女の声が特徴的でいわゆるロリボイスですぐに気がついた。
3人目、4人目は女性で2人ともまだ19歳。
アイドル志望で応募してくれた人たちなのだか2人とも歌とダンスが上手くて愛嬌もあり採用しようと思った。
5人目は現在プロゲーマーのnamelessという名前で活動している24歳の男性だ。
格ゲーやFPSが得意で大会に出ているらしい。
プロゲーマーなのでどこかに所属しているのではないのかと思い質問をしたらソロで参加できるゲームの大会にしか出ておらず所属もしていないとのこと。
所属したい理由が配信をやったことがないらしく配信活動を支えてくれる事務所を探していたところに京凛の配信を見たらしく応募してくれたそうだ。
6人目はVプロの3期生でゲーム配信をしていた綾瀬紬だ。
彼女はゲーム配信メインでやっててFPSで野良の人とボイスチャットで協力しながらやったり視聴者の人と一緒にゲームをしたりしていた。
ゲームも結構上手くてよく視聴者の人をボコっているのを面白がりながら見ていたので話している途中で気がついた。
ゲームを本気でやっている所が視聴者から受けが良く人気だった人だ。
7〜9人目の人はみんなゲーム配信をしている人で男性が1人、女性が2人だ。
他にも面接に来ていた人の中にゲーム配信者がいたがこの3人に比べてゲームの実力や喋りが上手くなかったのでこの3人にした。
10、11人目の人は女性でイラストレーターをしている。
1人が18歳の新人で名前はyukiで活動をしている。
SNSのフォロワーも1万人くらいだがこの子は未来でとあるラノベのイラストの仕事を受けるのだが作品がバズったことによりイラストも評価されて11年後には70万人のフォロワーがいる人気イラストレーターになる。
ちなみにタイムリープする前はこの人のファンで画集を買ったことがあるくらい好きなイラストレーターだ。
もう1人が25歳で歴が5年もあり名前はカエデで活動している。
SNSのフォロワーが25万人でもうすでにイラストレーターの中では有名な方の人だ。
12人目はまさかの職歴の人だ。
30歳の男性なのだか25歳で司法試験に合格し28歳で弁護士になった人だ。
弁護士になれたのにこの業界に来たいと思った理由を聞いたら身体的、精神的にハードで疲れたので自分のペースで出来る仕事を探していたところ今回の応募を見つけたようだ。
新しいことをやってみたくなったとも言っていた。
個人的にも弁護士がどういう配信をするかも気になる。
例えば[今日の開示はこちら〜]とか[今日のアンチ]みたいな配信をしてたら爆笑する自信がある。
13人目は男性のプログラマーの人だ。
機械にも強くゲームを作ったりも出来るらしく面白いと思い採用する。
今のところアイドルが3人、ゲームが5人、その他が5人であとアイドルに2人欲しい。
残り20人の中にいるといいのだか…
結局、今日はあと1人だ。この人っていう人が見つからない。
「残り11人だけで2人も見つかるかなぁ…
また書類を見直して面接するしかないかぁ…」
コンコンコン
今日、最後の1人が来たようだ。
「どうぞ」
「失礼します」
この時、心臓が飛び上がった。
聞き間違えるはずがない。
約8年ぶりに推しの声が聞こえてきたからだ。
説明が不十分のキャラがいるのでどこかで各キャラの説明話を作る予定です。
分かる人には分かるネタを入れてみました。




