25.ゲーム大会(後半)
始まると同時にみんな武器を拾いに向かった。
「とりあえず月白さんと夜桜さんを叩く?」
「相手の武器次第で叩きたいね」
「了解」
Nexusはみんな強ポジションを意識しながら動いている。
「さっそくこっちは星奈さんと蓮見さんペアを見つけました。相手はこっちに気づいてなさそうなので倒しちゃいますね」
Masatoはスナイパーの銃を拾っていたため2人に照準を合わせていたそのときだった。
「え、Masatoキルされてない?」
Masatoをキルしたのは翠だ。
翠は2人を囮にしてスナイパーで待ち構えて倒したのだ。
それを知らないNexusのメンバーは2人にやられたと思うだろう。
[えぐw]
[Masato油断したな]
「2人にやられたか?」
「言っちゃあ悪いけど2人には無理でしょ」
「ってことは月白さんか」
「気をつけないといけないなぁ」
1人がキルされたことで身を引き締めた。
MasatoがキルされてからNoxlunarisチームに動きがなかったため紬が動いた。
「やばい撃たれたんやけど」
紬は誰かに撃たれたがすぐ物陰に隠れた。
「チラッと見えたけどあれは凛音ちゃんだね」
「1人で行けそうか?」
「ダメージ喰らってるから回復するまでは逃げるね」
「俺、今近いし回復アイテム持ってるから行こうか?」
「助かる〜」
紬の所にnamelessが助けに行くことになった。
「こっちは月見里さんを見つけたよ〜しかも気づいてないぽい。行っちゃいますね」
「了解」
IRISは琴莉を倒しに動いた。
銃で1発撃ったが外れてしまい琴莉に気づかれ逃げられた。
「まぁ1対1なら負けないでしょ」
[フラグが立った気がする]
[1対1ならねw]
IRISは琴莉を追いかけた。
だが追いかけた先には琴莉と翠が待ち構えていた。
「嘘でしょ!それは無理だって!」
琴莉だけなら勝てたが2対1でしかも翠がいる時点でIRISの負けだ。
[フラグ回収のRTAいけるw」
[やっぱりw]
「IRISもキルされたか」
「向こうは色々、作戦を立ててきてますね」
「ちょっとやばくないです?」
「ちょっくら狩ってくるわ」
Nexusのリーダーにしてエースのnamelessが動き出した。
[ついにリーダーが動いた!]
[かっけぇー]
namelessが動いてから始めに見つけたのは凛音だ。
「夜桜さんか」
凛音もnamelessに気づいていたが逃げないというより逃げれなくなっている。
今、2人がいる場所はあまり障害物がないので背中を見せたら撃ち抜かれるのが分かっているからだ。
お互い銃を構えて撃ち合ったがもちろん勝ったのはnamelessだ。
1発目が当たった反動で凛音はエイムがずれて玉を外してしまっていた。
「まずは1キル」
namelessはすぐさま次の獲物を狩りにその場を離れた。
「リーダー流石!」
「褒めても何も出ないから回復したなら綾瀬も動け」
「はーい」
紬は先ほどもらった回復アイテムで回復したので動き出した。
「こっち琴莉さん見つけたので倒しに行きますね」
「待て月白さんが近くにいるかもしれない」
「それもそうですね」
真白が琴莉を見つけたからキルをしに行こうとしたが先ほどIRISが琴莉たちにキルされているのでnamelessは慎重になっている。
「そっちに俺が行くからそれまで待機しててくれ」
「分かりました」
[冷静やな]
[その方が安牌やな]
namelessは真白と合流をした。
「さっきいた方に探しに行くぞ」
2人はなるべく離れずに周りを探した。
「いたぞ!」
namelessの先にいたのは探していた琴莉ではなく涼葉と瑠奈だった。
「俺が先行して倒しに行くから月白さんが俺を狙ってないか周りを確認しててくれ」
「分かりました」
真白が周りを見ていない事を確認している間にnamelessが2人をキルした。
「あと2人だな」
「やばいこっちに2人いる」
namelessたちが2人をキルに行っている間に翠たちは紬の所に来ていた。
紬も2対1に勝てずキルされてしまった。
[翠ちゃんの作戦がハマりすぎてる]
[さす翠]
「やられたな」
これで残りが2対2だ。
時間も結構経ち最後のエリアの縮小が始まり最初の時の4分の1程度の広さになった。
「ここからはいつ遭遇してもおかしくないから気を引き締めろ」
銃を構えながら周りを確認している。
「1発撃たれました!」
琴莉は今の1発で仕留めるはずだっだが腕に当たったせいでキルできなかった。
「どっち方向だ?」
「南方向です」
「俺が行ってくる」
namelessが琴莉の方に向かいキルをしたと同時に翠も真白をキルした。
[ラスト局面だ!]
[激アツじゃん]
ここからはお互い先に見つけた方がほぼ勝つ状況だ。
この状況で先に相手を見つけたのはnamelessだった。
そしてnamelessが外すことはなくヘッドショットで翠が負けた。
[おーーー!]
[おーーー!]
「なんとか勝つことが出来ました!」
「ギリギリすぎ!」
「月白さんが恐ろしすぎます」
[それな!]
[最後、運やったまである]
「琴莉さんからチャットで「負けたーー(泣)」って来てますよ」
琴莉のチャンネルを見に行ってみるとすごく悔しがっていた。
「今日1の白熱した試合になりましたね」
「それな〜」
「もう疲れた〜終わろう」
「だめですよ。今回、反省点が多かったので明日に向けてこのあと会議ですね」
「うぇ〜」
この試合が準々決勝だったため残りの試合は明日になる。
「明日の試合はもっと強いチームと対戦になると思うので楽しみにしててください」
「明日の配信は18時からです。また明日〜」
最終日はNexusが勝ち進んで決勝まで行き相手はプロチームが勝ち上がって来た。
決勝戦はNexusも善戦をしたが結局負けてしまい優勝はプロチームが勝ち取った。
「今回のゲーム大会を優勝したのはプロチームのREXです!おめでとうございます!」
【おめでとう(ございます)!】
[おめでとう!!]
[888888]
「優勝チームには景品として僕たちのサイン入り色紙をお送りします」
「今回、参加してくださった皆さんもありがとうございました!」
「また機会があればまた参加してくださいね!」
[次の大会では出場するぞ!]
[次も期待してます!]
「それではありがとうございました!」
ゲーム大会の最大同接が7万人だったがNexusと Noxlunarisの時に個々の配信を見に行っていた人も居たからトータルでは7万人を超えていた。
大成功に終わったのでこれからこの企画はNexusの大型企画として人気になっていくだろう。
自分たちが考えた企画が人気になれば見てくれる人も増え知名度も上がる。
1周年記念のゲーム大会とイラスト展示会はそれぞれ成功に終わることができた。
今回の成功体験が彼らの成長やモチベーションにも繋がったと思う。
これからもみんなで新しい企画を考えて欲しいと思う。
俺はそれをなるべく実現出来るようにサポートをしていくだけだ。




