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24.ゲーム大会(前半)

 今日からゲーム大会を3日間にかけて行う。

 俺はこの配信を見るために事前に仕事を終わらせて3日間、フリーにしている。


「こんにちは!Nexusの配信へようこそ!今日からいよいよゲーム大会です!パチパチ!それではまずメンバーの紹介からしていきます」


 配信が始まり今、同接数は6万人を超えている。

 

「まず1人目は綾瀬紬さんです!」

「よろしくね〜」

「2人目はMasatoさんです!」

「よろしく!」

「3人目は美崎真白さんです!」

「よろしくお願いします」

「4人目はIRISさんです!」

「よろしくです〜」

「そして最後に俺、namelessでやっていきます!」


[待ってました!]

[888888]


「今回、たくさんの応募がありました!ありがとうございます!ただ予定通り22チームを抽選で選ばせていただきました。落ちたチームは申し訳ないです。」


 今回、聞いた話では40チームの応募があったそうなので18チームが抽選に落ちている。


「また機会があれば応募お願いします。そして事前にトーナメント表とスケジュール表を作ってきました!」


 画面に2つの表が出てきた。


[あれ?見たことあるチームがある気がする]

[Noxlunarisはどこかな?]

[なんかプロチーム混じってね?]


「コメントにもありましたが今回、プロチームも参加してます!」


[見たことあると思ったらやっぱりプロか]

[強敵で草]

[NexusとNoxlunarisが戦うには結構勝ち進んでいかないといけないな]


「そして今回、景品もあるということで1位のチームにはなんとNexusみんなの直筆サイン入りの色紙を人数分プレゼントします!」


[いいなー]

[Nexusが勝ったらどうするの?]


「僕たちが勝った場合は2位のチームにプレゼントします」

「このために私、サイン考えて書いたから誰かに貰ってほしいわ」

「サイン考えるの楽しかったです」


[今度、直筆サインが入ったグッズ出してくれ〜]

[俺が貰おう」


「俺たちが試合をしていない時は基本、実況をやります。もしかしたら1戦目で負けてずっとかもしれないけど」

「それは何としてでも避けたいですね」

「私たちがいる意味無くなちゃうよー」


[草]

[それはそうw]


「そして今回、Noxlunarisさんも出ているのできちんと見たい方は個々で配信をしているそうなのでそちらで見てください」


[了解!]

[翠ちゃん見に行ってきます!]


「それでは1試合目を始めていきたいと思います。1試合目はNoxlunarisさんとヲタク軍団さんの試合です。準備お願いします」


[相手の名前がすごいなw]

[早速、Noxlunarisだ!]


 予定時間になり試合が始まろうとしている。


「用意ができたそうなので試合を始めてください」


 カウントダウンが始まりスタートした。


 今回のFPSは5対5でエリアにバラバラに配置されてスタートし始めはエリアにある武器やアイテムを拾いに行きそこから敵を見つけ次第倒す。試合の時間が経つとエリアはどんどん狭くなっていく。そのことを考えて場所取りや武器を拾わないといけないゲームだ。


「始めに月白さんが武器を拾いました!これはスナイパーですね」

「始めはエリアが広いからスナイパーでイモって狙ってた方が有利だよね」

「それに月白さんって全部の武器を使いこなせるから厄介な人に渡ってしまったかもしれないですね」


 翠は建物の上に移動して相手が来ないか待っている。


「さっそく月白さんがいる場所から見える位置にヲタク軍団の1人が来ました!」

「まだ気づいてないみたいですね」

「おっとヘッドショットを決めて1人目をキルしました!」

「まだ始まって1分くらいですよ。早すぎですよ」

「標準を合わせるのが正確で早いです。これは気づかずやられますね。」


[流石やな]

[あの距離でヘッドショットを決めるのは怖すぎるw]


 次は画面が切り替わり琴莉が映っている。


「琴莉ちゃんはショットガンを拾ったよ」

「ショットガンは近距離は強いですけど中距離だとダメージが落ちるので使うのが難しいですけど月見里さんに使えるのでしょうか?」

「琴莉ちゃんはアサルトのイメージだなぁ」

「こっちに動きありますよ」


 画面が切り替わり凛音が映った。


「夜桜さんとヲタク軍団の人が遭遇しそうになってますね」

「夜桜さんはアサルトで敵はショットガンなので近づかれると負けますよ」


 そう話していたら相手が先に凛音に気づいた。


「近づかれてます。凛音さんが気づかないと負けますね。」

「近づかれると一撃ですからね」

「まだ気づいてないよ」

「そろそろ気づかないとやられるね」


[近づかれているよ!]

[気づいて!]


 相手は距離が近くなったので一気に詰めた。


「夜桜さんが足音で気づきました!」

「でももう距離が近いからどこ当たっても死ぬよ?」


 正直、凛音が負けるとみんなが思っていたが相手が撃つタイミングでスライディングをして上手くかわして一発も玉を外さずにキルしてしまった。


「避けるタイミングうま!」

「普通の人なら負けてましたね」

「夜桜さんもやっぱり上手いですね」


[うま]

[負けたと思った]


 前世の時はリスナーから凛音は歌が上手い人っていう印象が強かったけどゲームも普通に上手いのだ。


「星奈さんと蓮見さんは一緒に動いていますよ」

「そうですね。月白さんたちと比べるとFPSに不慣れなので2人で動いているかもしれないですね」

「そろそろエリアが狭くなるので中央に向かっていってます」

「敵との遭遇率も上がるね」

「ヲタク軍団の方が星奈さんと蓮見さんを先に見つけましたね」

「おっとグレネードを星奈さんたちに投げた」


 グレネードは見事に当たり一緒にいたため2人ともキルされてしまった。


「あー倒されてしまいましたね」

「綺麗に当たったね」


[草]

[草]


「月白さんが1人キルしてますよ」

「見てなかったよ」

「月見里さんも相手より先に気づいてキルしました」

「あと1人ですね」

「あ、凛音ちゃんがキルしたよ」

「一気にヲタク軍団さんやられましたね」

「第1試合はNoxlunarisが勝ちました!」


[展開早すぎ]

[気づいたら終わってた]


 視聴者の人もあっという間に終わってびっくりしているようだ。


「続いて2試合目の用意お願いします」



 2試合目と3試合目が終わりいよいよ4試合目でNexusの出番だ。


「いよいよ出番だな」

「さくっと終わらせるよ〜」


 4試合目が始まったが本当にさくっと終わってしまった。

 敵が弱かった訳ではなかったがあっという間だった。

 

 武器を手に入れたらマップ上の強いポジションに移動しなおかつ1対1で撃ち合いになっても動きながら正確にエイムを合わせるため敵が撃ち負けてしまっていた。


[さすプロ]

[準備運動じゃんw]


 

 試合は順調に進んでいきNoxlunarisとNexusは勝ち続けている。

 1回、翠以外のメンバーがキルされてしまい危うく負けそうになっていたがそこから翠が1人で全滅させて勝った。


 namelessは「今からでもうちのチームに来てほしい」って実況中に何回か言っていたら視聴者からツッコミが入っていた。


 2日目に入りやっとこの2チームが対戦する。


「次の試合はNoxlunarisと俺たちの試合です!」

「また月白さんたちとやる機会が来ましたね!」


 前回、試合をしたのは年末年始の配信でやった時以来だ。


「今、琴莉ちゃんからチャットで負けないよ〜ってきたよ」

「今回も俺たちが勝ちますよ」


 カウントダウンが始まり試合が開始した。


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