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小鳥遊凪咲(夜桜凛音)side part2

 如月さんをデートに誘ったけど仕事が忙しいようで予定が全然合わせられず行けていません。

 理由は分かっているからしょうがないと思っています。


 ある仕事の収録の時です。


「最近、如月さんと会うたびにやつれていってない?」


 涼葉ちゃんが休憩中に言っていてやっぱりみんなも気づいているんだなと思いました。


 みんなと喋っていて心配しているのが分かったし私も休んで欲しいと思っていたので我慢ができなくなってしまって勢いで如月さんの所へ行ってしまいました。


 話を聞くと11月か12月くらいから休まずに仕事をしていたそうです。

 普段、私たちには休むことも大事だと言っているのに自分は周りに心配をかけてまで仕事をしていることに怒りを覚えてしまって少し強く休んでくださいと言ってしまいました。


 ですが私たちが知らなかっただけで周年の用意が終盤だったこともあり休みに入る前だったようです。

 

 でも私たちに心配をかけたのは変わらないですしこれからもこういうことがあるかもしれないので注意をしました。

 如月さんは反省をしているようだったので良かったです。




 そして収録が終わり美礼ちゃんがみんなに如月さんとご飯に行こうと誘ってきました。

 

「明日から休みに入るみたいだしたまには一緒にご飯行ってみたいな〜」とのことでしたが美礼ちゃんなりに如月さんの気晴らしになるようにと考えて言っていると思ったので勿論、賛成しました。


 こうやって如月さんも入れてみんなでご飯を食べに来たのは初めてですが仕事の話になったときに如月さんは結構、仕事の様子や配信を見ているようで1人1人に良いところや伸び代があると思うところを伝えていてみんなも納得もしている様子だったのでアドバイスが的確で流石だと思いました。


 

 ご飯を食べ終わり如月さんと一緒に帰っている時にやっとデートの日が決まりました。

 しかも3月22日でそれは如月さんの誕生日です。


 ここのところ仕事しかしてなかったので楽しんでもらえるような場所を選ばないと行けませんね。

 あと誕生日プレゼントを用意しないといけないですが男性にプレゼントをあげたことがないのでどうしましょうか。



 来週、デートの日なのになかなかプレゼントが決まりません。

 気合いを入れて高い物を買っても気を使わせてしまうかもしれませんしアクセサリー類をあげるのも何か違う気がしますし悩みすぎてよくわからなくなってきました。


 誰かに相談できればいいのですが…そうだ!美礼ちゃんに相談しましょう!


 そう決めた私は美礼ちゃんに電話をかけました。


「もしもし美礼ちゃん?」

[どうしたの?]

「あの相談がありまして」

[なになに?]

「如月さんの誕生日が近いじゃないですか?それでプレゼントをあげようと思っていまして悩んでいるのですが何かいい案ってないですか?」

[うーん。如月さんなら何を貰っても喜ぶと思うけどな]

「それは分かっていますがどうせならきちんとした物をあげたいじゃないですか」

[なら明日、プレゼントを探しに行ってみる?直接、物を見て選んだ方がいいと思うよ]

「確かにそうですね。じゃあ明日、よろしくお願いします」

[はーい]


 明日、美礼ちゃんとプレゼントを探しに行くことが決まった。



 美礼ちゃんと合流しました。


「どういうのあげたいとかってある?」

「普段使いができる物がいいかなって思ってます」


 これは私のエゴですがあげた物を使っているところを見てみたいと思ってしまっています。


「男性にあげるプレゼントで普段使いができる物かぁ仕事でも使える物ならリュックとか音質の良いイヤホンで常に使うのだと財布とかかな」


 すごい私じゃ出てこなかった案がすぐ出てきました。

「そういえばこの前、みんなで焼肉行った時に思ったけど如月さんの財布って結構古そうだよね」

「そうなんですか?見に行った方がいいですね」

「まぁ悩んでても仕方がないし見に行ってみよう!」

「そうですね」


 とりあえずリュックが売っているお店が近かったので見に来ました。


「これとか結構入るしシンプルでいいんじゃないかな?」

「そうですね」


 確かにリュックは結構いいですね。


「値段も丁度いいですし候補としてありですね」

「だねー次は財布を見に行ってみる?」

「そうですね。そうしましょう。」


 店を変え財布を見に来ました。

 

「凪咲ちゃんこの財布いいんじゃない?」


 言われて見てみると


「これよく見てみたいです。すみませんこれって見れたりします?」


 私は店員さんに声をかけてショーケースから出せるか聞きました。


「はい、大丈夫ですよ。こちらですね、どうぞ」


 手に持ってカードが入るポケットの数や小銭がどれくらい入るかを確認しました。


「すみません。これください。」

「凪咲ちゃんこれでいいの?」

「はい。これにします。」


 この財布を如月さんが持っているのを想像できてしまうくらい似合っていると思い購入を決めました。


「ありがとうございます〜こちらプレゼントですか?ラッピングってされます?」

「はい。プレゼントなのでラッピングお願いします。」

「分かりました。少々お待ちくださいね。」


 商品のラッピングが終わりブランド店だからか最後に香水を振りかけていました。


 会計も終わり待っててくれた美礼ちゃんに声をかけました。


「お待たせしました」

「全然いいよー。いい買い物はできた?」

「はい。このあと付き合ってもらったお礼がしたいんですが何か食べたいスイーツあります?」

「じゃあパンケーキとパフェが食べたい」

「分かりました。行きましょう」


 美礼ちゃんのおかげでなんとかプレゼントを買うことができました。



 デート当日


 如月さんが迎えに来てくれました。


 会ってそうそうに服装を褒められてしまい照れてしまいました。あんなの反則ですよ。


 服装を褒められたので如月さんの格好を見てみると黒のシャツに白のテーラードジャケットを羽織り下は黒のカーゴパンツにアクセサリーはネックレスをしていて最近のトレンドをおさえてすごく好みな格好です。


「そういえば今日ってどこに行くんですか?」


 そう今日のデートプランは私が全部、考えているので如月さんは何も知らないのです。


 1箇所目に来たのはサモエドカフェです。

 京凛の配信で行きたいと言っていたのを覚えていたので来ました。

 まぁ私も行ってみたかった場所なのですごく楽しみです。


 如月さんは普段、仕事では気を張っている姿ばかりですがワンチャン相手にはゆるゆるになっている姿を見れてこれだけで来た価値はありますね。


 店を出たのですが私も無自覚にゆるゆるの姿を見せていたみたいです。恥ずかしいけど如月さんが楽しめたようでよかったです。



 お昼ごはんは無難に洋食のお店と定食のお店を事前に調べておきました。

 如月さんはオムライスの気分だったようで洋食のお店に向かいました。


 料理が届き食べていたら如月さんが私の食べているハンバーグを見ていたのでひと口食べるか聞いてみました。

 食べるとおっしゃったのでちょっとからかいたくなり私が使っているフォークで食べてもらおうと思いあーんをしました。


「そりゃ意識しますよ。こんな恋人同士がやりそうなこと。」と返ってきて思っていた以上に恥ずかしそうにしていたのですごく可愛かったです。


 そしたらやり返してきましたが私はただ嬉しいだけなので普通に食べちゃいました。



 食事の後はゲームセンターに遊びに来ました。


 某太鼓のゲームをやることになりましたが私の隠れ趣味で実は結構やってるゲームです。

 ですが如月さんもすごく上手でしたが負けたら罰ゲームという条件で勝負を挑みました。


 なぜなら勝って如月さんにタメ口で話させるためです。

 だってメンバーと話すときは敬語辞めたのに私と2人の時は敬語に戻ってしまうんですよ!なんか距離を感じます。


 

 なんとかゲームに勝ちました!

 途中まで負けると思っていましたが最後にミスをしてくれたおかげで勝ちました。

 罰ゲームを伝えてやっと敬語じゃなくなりました。やっぱりこのほうがいいです。


 そのあとは他のゲームもやって1日楽しみました。


 家に着き別れる前にプレゼントを渡さないといけないミッションがあったので渡すタイミングをはかっていました。


 結局は最後の最後に渡すことができました。

 

 プレゼントをもらった如月さんがとても喜んでいる顔をしていたので選んだ甲斐がありました。


 夜の生誕配信の時もいつもよりもテンションが上がっていたので今日、1日が楽しかったようでプランを考えてよかったです。

 ついでにファンとしてプライベート垢でいつも通り赤スパを投げておきました。


 また遊びに行きたいのでどこかのタイミングで誘ってみようと思います。

 

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