2.人生リスタート
「2010年の4月?昨日は2030年の4月だったのに」
遂に推しの卒業で頭がおかしくなってしまったのかもしれない。
とりあえず頬をつねってみるが普通に痛い。
「どういうわけか20年前に戻ってきてしまったのか」
昨日の夜という表現でいいのか夜にもっと早くに推しに出会っていたらとか考えていたせいかはわからないが過去に戻ってしまったみたいだ。
「正直まだ理解が追いつかないが20年前だとまだスマホが普及してきたくらいだからVtuberとかの概念なんてないよな」
推しがデビューしたのは2019年の5月。
「9年も推しのデビューを待たないといけないのかぁ」
9年って言ったら小学校に入学して中学校卒業くらいの期間だ。
「9年あったら新しいスキルを身につけることもできるし俺は20年先までの知識があるのか」
未来での出来事、知識などがわかるだけで言わばチート。
「実は推しを観て配信とかしてみたいと思ったことがあるんだよなぁ」
誰でも誰かに影響されてやってみたりやってみたいなぁなど思ったことがあるだろう。
「今はまだ8歳だから色々やって失敗してもやり直しが効く年齢だからやってみようかな?」
Vtuberで人気が出るコンテンツはゲーム配信はもちろん絵が描けることやダンスができたりマルチに出来ることがあるとそれだけでも強みになる。
「それにこのまま何もせず人生を生きてっても推しはまた20年後には卒業してしまう」
未来を変えないと同じ結末が待っているであろう。
「どうせなら自分が配信者になることとVtuberが出てくるくらいに事務所も新しく作ってVtuberの歴史を変えよう」
良くなるか悪くなるかはわからないが推しにいい未来が訪れるように頑張るしかない。
「とりあえず出来ることをやっていこう!」
これからの人生の方針が決まったのでやれるだけのことはやろうと決心した。
投稿の頻度は特に決めていないので話が出来たら投稿していきますので楽しみお待ちください




