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13.面談

 凛音が隣に引っ越して来てから1ヶ月が経った。


 あれから凛音とは仕事以外の関わりはなくお互い不干渉という感じで過ごしている。

 隣人になったのだからご飯に行こうとか買い物に出かけようとかも特にない。

 

 自分の考えはあくまで仕事の関係または推しとファンだと思っているので余程のことがないと自分からは関わりにはいかない。


 そしてこの1ヶ月であった大きいことといえばRIKUがこの時間軸でも代表曲がチャンネルに投稿され1週間で200万再生されたのだ。


 これは前と比べてかなり早いペースで再生されておりVtuberになったことによって初めから認知度があったおかげだろう。

 

 これをきっかけにRIKUのチャンネルがデビューして半年でなんと30万人を超えた。

 この時代で30万人はVtuberの中では始祖の次に多い登録者数だ。


 RIKUには今度、Noxlunarisの曲を下ろしてもらう話をしているので推し目線ですごく楽しみだ。



 この仕事を始めて半年経つということで個人面談をする。

 今の仕事量が多いかや困っていることがあれば聞きたいと思いやろうとおもったのだ。


 今日は日程的に凛音とRIKUの2人面談をやる。


 1人目は凛音だ。


コンコンコン、ドアをノックされた。


「はい」

「失礼します」

「どうぞ座ってください」


凛音が会釈をして座った。


「デビューしてから半年が経ちましたが仕事には慣れましたか?」

「はい。配信にも慣れてきてダンスレッスンと配信の両立ができるようになってきました。」

「それならよかったです。メンバーとはどうですか?仲良く出来てますか?」

「そうですね。みんなさん良くして下さっててこの前はみんなでご飯にも行きました。」


 凛音は優しい顔をしながらそう答えた。

 琴莉とは相性がいいから大丈夫だと思っていたが他の3人とはどうか分からなかったので心配だったがこの反応を見るに仲良くやってそうでよかった。


「仕事で困ったことや量が多いとかってありますか?」

「特にはないですね。きちんと休みも作って下さっているので助かっています。」


 そう休みは週で1日は取るようにスケジュールを組んで貰っている。

 前世では仕事が多すぎて休めていなくて体を壊して卒業をするってことがあったので休みを入れるようにしている。


 まだ事務所も大きくないので仕事も少ないが未来的には仕事量も増えると思うのでマネージャーもつけてスケジュール管理をしてもらう予定だ。


「よかったです。また困ったことがあれば言ってください。極力、叶えるようにはします。」

「ありがとうございます」

「面談自体はこれで終わりですが何か伝えておきたいこととかありますか?」

「そうですねー仕事とは関係ありませんがプライベートでご飯に誘ってもいいですか?外食によく行くのですが1人だと寂しいので一緒に行ってくれると嬉しいです。」


 おっとまた予想外のことを言ってきたぞ、この子。

 そりゃ誘ってくれるのは嬉しいから行きたい。


「暇な時なら大丈夫ですよ。もしかしたら仕事で行けない日の方が多いかもですけど。」 

「ありがとうございます。忙しいのはわかっているので行ける時にお願いします。」

「分かりました。」


 一緒にいても恥ずかしくないように服を買いに行こうと決めた。


「それではこれからの仕事の話を少ししますね。」

「はい」

「まず1つ目が歌ってみたを1曲投稿することとソロのオリ曲を1曲出してもらいます。これらの制作費用は会社が出すので大丈夫です。なので歌ってみたを出したい曲を選んでおいてください。」

「分かりました」


 出来るだけこういう制作物のお金は出していきたい。

 将来的にライブもしてもらいたいので曲を作って欲しいがそれを配信者にすべてのお金を出させて作るのは厳しいと思うのでお金を出していきたいと思う。

 そのために未来の知識を使って株や仮想通貨でお金を稼いでいるのだ。


「もう1つがメンバーのことをもっと知って欲しいのでNoxlunarisの5人で旅行に行って貰いたいです。行き先は5人で決めてもらっても大丈夫ですし旅費は全部会社持ちです。」

「あのー旅行はとても嬉しいのですが曲の制作費も旅費も会社持ちって大丈夫ですか?それに結構な額の給料も貰えているので正直、心配です。」

「その辺は心配しなくても大丈夫ですよ。みなさんが稼いでいるのできちんとその分引いてお渡ししてます。会社にもお金はきちんとあるので心配しないでください。」


 そう言っているが実際は実費だがそんなこと言う必要はないのだ。


「そういうことでみんなで楽しんできてください」

「ありがとうございます」

「それでは今日はお疲れ様でした」

「お疲れ様でした」


 凛音は部屋から出ていった。


 その次にきたRIKUとも面談をしたが自分の作業と配信を両立できているようでよかった。


 新曲がバズったことをお祝いしたら今の知名度と京凛のチャンネルで宣伝したおかげでバズったとお礼を言われてしまったがソロで活動をしていても人気になるのは確定していたのだから完全に実力だ。


 あと最後にNoxlunarisの新曲の制作について話してこの日の面談は終わった。


 他のメンバーとも面談をしたがみんな上手く仕事をやっているそうで特に不満とかもなかった。


 Noxlunarisのみんなにも凛音に伝えたことを話したら喜んでいた。


 Nexusのメンバーとの会話では12月に大会があるみたいでそれに向けてFPSの練習を強化することを伝えられた。


 createのカエデとyukiはコミケでグッズを出すそうで物販を手伝ってくれる人に心当たりがないかと配信の頻度が減ることを伝えられた。

 人員に関しては事務所の職員に特別手当を渡すという形で手伝ってもらい配信に関しては減ってもいいから頑張ってと伝えた。


 やっぱりやりたいことをやって貰いたいので支援はするし配信は2の次でいいと思っている。


 面談も無事終わり家に帰る用意をしていたら通知がきた。

 通知を見てみると凛音からの食事の誘いだった。


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