転生最強冒険譚
第1幕
プロローグ
俺は18歳高校生、これと言って取り柄はないがなんの不自由もなく毎日生きてる受験生だ。
困っていることと言えば彼女がいないとか勉強があんまりできないとかそれぐらいだろう。
今は絶賛受験勉強中であれも駄目これもだめ状態まったく嫌になってきちまうよな。ゲームもアニメも見れてないせいか想像力だけはいっちょまえに湧いてきやがる。まぁもとから学校の集会なんかじゃ宇宙人やら放火魔が攻めてきて
自分がそいつらを叩きのめすこと考えて時間潰す様な人間だけれどもさ。中二病?違う違うこのお年頃でもそうゆう夢を見れるナイスガイさ。
とは言え問題集とにらめっこも飽きたし、せっかくの休日なんだからちょっとぐらい出かけてもいいだろ本屋にでも行くか。こうして「参考書買ってくる」と言い家を出た。
参考書を買い終えたあとしばらく漫画や本を眺め家に帰ることにした。
―ああどうして俺はこのときあと数秒だけでも時間を潰さなかったのだろうか―
帰り道、もう夜だからかあたりを見渡しても人は少なく、車が横を通る音だけが響いていた。その時、車道になにかが見えたきがして、なんだと思ってみれば人が、同い年かそれ以下であり、装いからして日本人ではなさそうな女性?が車道に立っていた。
おいおい嘘だろ何やってんだこの人は、と思いつつも、この人が今まで出会ったこともないような美女だったからかもしれないがとっさに
注意して戻らせなければ危ないと思った。
しかし、すでに遅く、車がまるで何も見えていないかのようにブレーキも踏まず迫ってきていた、助けなきゃと思うより先に俺は飛び出して
いた。しかし、さっきまでそこにいたはずの女性がいなかっのだ。「やばっ……」
――神様なんて本当にいるのだろうか、さっきの女は何だったのだろうか、あぁ早いなもう終わりかよ…――
グチャッと
次の瞬間俺は死んでいた