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たまたま見つけた俺の黒歴史ノートに、とんでもない話が書かれていた件。  作者: TNネイント
「†聖なる書†Ⅰ 勇者ドウコウの伝説の始まり」編
6/66

盗みをやらかすという事

 ドウコウとテキトーネは、ドウタラを目指して進む。

 城下町を旅立って40分ほど過ぎ、到着。


「着きましたね……」

「もっと近い所があっただろ……」

 村に着き、話しながら歩く。

 まずドウコウが訪れたのは、村人の家。

「町に来たんだ、こうやって金を稼ごう」

 机や棚が置かれている。


「ドウコウさん!? いけませんよ、その行為は! 勇者というのはそういう事ではな……」

「金が無いんだ、これぐらい普通だろ?」

「嘘は、ついてはいけません! とにかく、この事をやってしまうと村人からは……あの……」

 テキトーネの注意も無視し、ドウコウは棚の中から200Meを()り、袋の中へ入れる。

「本当に何やってるんですか!?」

「泥棒は、勇者の特権! だろ?」

「そんな訳がありません! 今すぐ、棚の中に戻してください!」

「しょうがねえな……」

 彼はそう言って、200Meを元の棚に戻す。

「……他の町や村でも、絶対にやらないでくださいね?」

 彼女は、彼に向かって警告した。

「……まあ、それが普通か」

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