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たまたま見つけた俺の黒歴史ノートに、とんでもない話が書かれていた件。  作者: TNネイント
「†聖なる書†Ⅰ 勇者ドウコウの伝説の始まり」編
37/66

ルーレット町

 しばらくして、テヌキーニョス以外も起き、次の人里へ。

 4時間近くかけ、ドウコウ達はルーレット町に到着した。

 「ここか……」

 "国境の町"の一つ、ルーレット町。

 この町の中心部が、ランダム国とオオジョウヴ王国の国境になっている。

 しかし、生きている人の姿を見かけない。

 「どういう事よ……?」

 広がるのは、家が建ち並ぶ町並みだけ。

 しばらくこの町を探索していると、見知らぬ女性が。

 「……ひいっ」

 ドウコウ達に怯えているようだった。

 「どうしたんだ? 俺達は何もしないぞ?」

 「ほ、本当に……?」

 声は聞こえているようだ。

 「ところで、人の姿を見かけないんだ……。 何があって、こうなったんだ?」

 「みんなは……」

 ドウコウの質問に返そうとした女性が倒れる。

 「お、おい!」

 倒れた女性に向かうドウコウ達。


 その時、どこからか笑い声が聞こえてきた。

 「フフフ……フハハハハハハッ!」

 「お前は、あの時の……!」

 笑い声は、タラタラの嘲笑だった。

 「この町の連中は、俺が殺してやった!」

 「何の恨みがあって、そんな事をやったの?」

 テヌキーニョスが質問するが、タラタラは返そうとしない。

 「何故、俺が貴様等などに話を問われないとならない?」

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