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たまたま見つけた俺の黒歴史ノートに、とんでもない話が書かれていた件。  作者: TNネイント
「†聖なる書†Ⅰ 勇者ドウコウの伝説の始まり」編
36/66

ひた進む

 「モザイク塔下町」を出て、ナントカカントカヌスのいる魔王城に向かうドウコウ達。



 その道中でも会話する。



 「……なぁ」



 「どうしましたか?」



 「魔王城はこの道を歩いていたら良いのか?」



 「歩いていると、2つくらい人里があります」



 「それを歩いていると魔王城に到達します。 まだまだ歩きましょう」



 「面倒だな……」



 「それでさ、その人里の名前って?」



 「ランダム国とオオジョウヴ帝国の国境を跨いでいる「ルーレット町」と……」



 「それと?」



 「魔王城に繋がっている「トカトカの里」の2つです」



 「もう、旅も終盤なんだな……」



 「早すぎるよなぁ……。 もうちょっと旅をしないと」



 「1つ1つが遠すぎるのよね……」



 サボテンノの言うように、ドウコウ達のここまでの旅路は、ほとんどが人里と人里の間の道を歩き、たまに立ち塞がる魔物を倒しているだけだった。



 「ほとんど私のせいでは……」



 テキトーネは自分のせいだと思っている。



 「大丈夫だろ、それにしても面倒だな……」



 「今日も野宿になるのかな?」



 「そうなるな……」



 ドウコウ達は荷物を枕代わりにし、道中で寝る。



 翌日―――――



 「あれ? まだ寝てる?」

 

 先に目覚めたのは、テヌキーニョスだった。



 他の3人は未だに寝ている。



 周辺には魔物もおらず、緑色の草原と木々だけが広がっている。



 「それにしても、空気が綺麗だなぁ……」



 魔法使いは起きて、そう呟く。

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