謎の漫画パート
ここまでも、十分キツいと言わざるをえない代物だった。
単純に「厨二臭い」のだ。
しかし、この世にはこれよりも酷い「黒歴史ノート」が存在するのだろうと考えると、嫌な気分になる。
そんな俺の目に、強力な左ストレートが襲いかかるかのように現れたページ。
それはよりにもよって、漫画のような事になっているページの数々だった。
その最初のページには、パヒフヘフォルスと縄縛りにされているトカスルナの絵が描かれている。
黒髪の女騎士のような格好をしているのがパヒフヘフォルスか。
その次のページには、パヒフヘフォルスとドウコウ達のやり取りが描かれている。
洞窟の最深部に来たシーンを描いているのだろう。
しかし、この「漫画」にはとんでもない欠陥があった。
「左下からセリフを読まされる上に、そのセリフの文字の大小がバラバラで読みづらい」という事だ。
本来、漫画は右上から読み進めるのが普通だが、この「漫画」は左下から読み進めないと話が掴めないようになっていたのだ。
おまけに、コマ割りも滅茶苦茶だ。
セリフも全て先程まで書かれていた部分の使い回しという手抜きぶり。
絵のクオリティでどうにかなっているようだった。
この絵だけの漫画のような部分は、4ページも続いた。
ただ、4ページで済んでいるだけマシだと言える。
これも、描いたのは当時の自分なのだが。




