増える「挿絵」、そして洞窟終盤
このドウコウのイラストの次のページも、イラストになっている。
それも、2ページ分。
左側には、5体の「棒人間」。
そして、大きい白い丸のようなもの。
ヤルキアンノカカス発動時を表現したものか。
それにしても、先程のイラストと比べると大幅に劣化しているように見えるが。
とにかく、次のページだ。
そのページには、先程の洞窟の続きが書かれていた。
――――――――――
「どんどん暗くなっているような……」
「そりゃ、地下だからね」
ドウコウ一行は、道中で会話を楽しんでいる。
そこに、またしても敵が来た。
この敵も、外見は悪魔の角と翼の生えた人間だ。
「この衣装は……」
しかし、先程の兵士の集団とは違い、肌の露出が多い。
「誘惑してるつもり?」
サボテンノは、敵に向かって弓矢を放つ。
「……」
人間の腹に相当する部位に矢は当たる。
しかし、ほとんど効いていない。
「あれだけ露出させているのに……?」
「おらああああ!」
次に、ジャマクセーノが剣で攻撃する。
攻撃を受けた敵は、その場で倒れた。
「一体だけか……これが集団だったら怖かった」
戦闘を終えたドウコウはそう言った。