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短編:詩&エッセイ

孤軍奮闘

作者: いつわり

挨拶もしねぇ。 返事もしねぇ。


そんな奴は、生きてる価値もねぇ。


俺の生き方が間違ってるのかもしれない。


俺の生まれた世が間違っているのかもしれない。


くだらない常識。 くだらない人生。


そのどちらもが俺にとってはつまらないモノ。


わけのわからない言語。 俺には到底理解できない。


お前の屁理屈。 聞きたくもない。 耳が腐っちまう。


やる気もねぇ。 やるべき事もしねぇ。


最低限の事ができないのに、求めるモノは無駄に高い。


そんな奴は、口を持つ意味がねぇ。


ふざけた理論しか語れない。 くだらない我儘。


そんな奴は、飯を無駄に喰らう事すら恥ずべきだ。


口は話すためにあるのでなく、奴隷みたく食うためだけに。


お前の場合、話すことが許されないのではなく、意味がない。


あったところで、真面目な話が出来ないバカみたいな冗談野郎。


そんな口は縛ってしまえ。 今は、点滴でも十分間に合うだろう?


笑えないお前の生き方。 見ているだけでも腹立たしい。


くだらないお前の言い訳。 正直、聞いてるこっちが呆れる。


お前の全てが、俺にとって無意味だと感じてしまう。


そんな俺の方が罪なのか? 罰を受けるべきなのか?


わけがわからない。 まぁ、わかりたくもないわけだが。





俺は俺。 お前はお前。


他人は他人と思って生きるしか、他に道はないのだろうか?


親身になったところで、痛い目を見るのはいつもこっち。


馬鹿みたいな話。 だけど、俺には笑うことが出来ない。


いつも泣いているのはこっち。 笑っているのはお前等。


俺は幾度となく、他人を信じた。 そして、裏切りにあった。


他人を信じて良いと思ったことは一度もない。


お前と出逢ったことすら、今では後悔しているくらいに。




間違っているのは、俺の方なのか。


道を誤っているのは、毎度俺の方なのか。




嫌だと思っても生きなきゃいけねぇこんな世が、俺にはとても辛いよ。
















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