小ネタ クリスマスプレゼントその後
今年最後の更新です。
カンっ! カンっ!
「どうしたのよ、ユウ。いきなり呼び出して」
「ああっ、宇佐美か」
「――あっ、それ」
「早速使わせて貰ってるよ。で、今--」
「……怜奈さんに送る包丁作ってる訳?」
「いや、考えてみたら最初に造る物なら、宇佐美に使って貰いたいって思って」
「じゃあそれ--」
「宇佐美にあげるつもりで作ってる包丁だよ」
「――そう」
「どうやら、上手く行きそうだ」
「そう? 良かった」
「ですですー」
「……覗き見って、趣味悪いですよ」
「大丈夫、どうせユウには気づかれてるから」
「で、あとどれ位?」
「もうすぐだから、居間に行ってくつろいでて良いよ」
「――あたしにくれる物でしょ? なら最後まで見させて」
「……お好きに」
「おー……なかなかおもしろそうな展開だね」
「さやかちゃんおもいです~」
「――これはなかなか面白い展開だな」
「…………」
「よし、でーきた。という訳で、はい」
「……ありがと」
「我ながらいい出来だった。宇佐美のくれたハンマー、使い勝手がいいよ」
「……そう。なら、早速だけど何か作っていい? この包丁で」
「いいけど」
「意外や意外。よもや手料理イベント!?」
「ドキドキです~」
「……あれ?」
「? どうかしました?」
「いや、そう言えば宇佐美って、料理できたの?」
「「「あっ」」」
『&%#$##$%&$#$%$%!?』
「……最後はこういうオチかよ」
「「「…………」」」
「あの……いいのですか?」
「いいの……折角のいい包丁だもん。怜奈さんが使ってくれた方がいいわ」
「何でしたら、料理を教えて差し上げますが……?」
「……ありがとう」
以上が今年最後の更新となります
では、色々とありましたが――よいお年を




