第22話 休日
毎週木曜日に更新していましたが、崩れてしまいました・・。
すみません!
フィクションな部分もありますが、ノンフィクションな部分もあります。
正義とは何なのか。
一緒に考えてくれると嬉しいです。
土曜日。
世間は休日である。
留置所の中も休日扱いとなり、取り調べなどはない。
ただ、家族と面会もできないので一日中かなり暇となる。
することは・・・筋トレなどをして体を鍛える事や本を読むことが主になる。
もうすぐ検察に呼ばれることになるので、想定問答を自分なりに考える。
刑事の取り調べで黙秘していることを、検察は何と言ってくるだろうか。
もしそのことについて言われたらあまりにも警察の言動が高圧的で話すべきでないと思いました。
と伝えようか。
それとも何も言わない方が良いのだろうか。
検察にも黙秘を貫いた方が良いだろうか。
色々なことを考えていたら、土曜日だが、弁護士さんが来てくれた。
検察と最後に話すと思うので、
そのことを話し合おうと思って来ましたとのこと。
ありがたい!
今まで考えていたことを伝える。
・・・・なるほど。
弁護士さんが続けて話す。
私も同じように色々と考えていたのですが、
ここは黙秘が良いと思います。
検察はあなたをとにかく有罪にしたいだけです。
喋ったことをもとに有罪にしてくるつもりでしょう。
ここであなたが無実をいくら話しても何も変わることはないと思います。
ただ、あなたが話したことで、有罪になる材料を与えてしまう可能性があります。
つまり、何も話さない方があなたには得となると思います。
これはその通りだと思った。
わかりました。黙秘します。と伝える。
ただ、色々と心配事は多い。。
黙秘すると心証が悪くなり、起訴するということに結び付くのではないでしょうか・・・?
と聞いてみた。
そういう考えもなくはないのですが、基本的に起訴するかしないかはもうほとんど決まっています。
起訴されたとしても裁判でじっくりと無実を立証していけばいいのです。
黙秘しなかったとしても起訴するしないは変わらないです。
それなら黙秘した方が相手に有利になることが絶対にないので、
黙秘する方が良いのです。
内容としては同じ話だが、何度も聞いていると理解が深まってくる。
やはり黙秘一択なのだと思った。
残念ながら起訴されるかもしれない。
そのことを頭において今後どうすべきか考えていかなければ・・・。
その後の事もいろいろと聞いてみた。
起訴されたらすぐに保釈をお願いしたいのですが・・・。
弁護士さんは、了解です。おそらくですが保釈は認められると思います。
と言ってくれた。
もし認められなくてもすぐにもう一度保釈請求をして下さいと伝えた。
すぐにやっても同じ結果になってしまうことが多いので・・・。
という話だったが、できる限り協力はするとのことだった。
とりあえずの一区切りまでもう少し。
刑事の理不尽な取り調べによく耐えました!!
もう少しですので頑張りましょう!!
と言ってくれて心が少し軽くなった気がした。
黙秘するだけならそこまで気負わなくても大丈夫だろう。
よし!やってやる!!という気持ちになって土曜日は終わった。
日曜日。
この日は本当に何もなかった。
外の音が聞こえてくる。
お祭りのようなことが行われているのだろうか。
娘と行った祭りが思い出される。。
また一緒にお祭りに行くことはできるだろうか・・・。
いや、必ず一緒に行く!
そのためにも自分にできることをしていかなければ。
とにかく明日余計なことを言わずに落ち着いて黙秘する。
それだけである。
夕方、明日私は検察に呼ばれていますか?
と聞いてみた。
すると、呼ばれていますね。
と答えが返ってきた。
やはりそうか・・・・。
緊張感が高まる。
でも今緊張していてもしょうがない。
後は野となれ山となれ。
投げやりになっているわけではないが、
黙秘しかできることがないという状況はもどかしい。
考えていても仕方がない。
早めに寝て明日に備えよう・・・。
寝ながら「明日どんなきついことを言われても黙秘するぞ」と
決意を固めるのであった。




