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第1章6話【新心境峡】-水泡-

最近目標通りに投稿できていないのはエー大変申し訳ないと思っております




「……珍しい。」



 今まで他人を直ぐに隣に置かないヴァルエ(ねぇ)が、過程はどうであれ仲間に向かい入れた事。喜ばしい筈なのに、違和感を覚えた。


 ヴァルエは、人を見る事をしなかった。深く知ろうとしなかった。私でさえ彼女の悩みを介錯することしかできなかったのに。


 胸元に手を束ねて乗せ、-瞳-を閉じる。


 『ヘクタ』。彼は人にどれ程の影響を及ぼすのか。私が残り少ないであろう興味を持ち得るのには十分だった。



「不思議…。」


「ーーあれだけ私の時は、拒絶してたんだがな。」


「それは貴方が悪い。……それでヘクタは良かったの?」


「別にいいんじゃないか?あれだけ意気投合している。」


(わざ)と?…………意地悪。」



 ふっと軽い笑みを溢す彼に私は嘆息する。誤魔化すには欠如している感性が心地良いのはそれだけ毒されてしまっている事らしい。


 そんな会話を経て前に出て行った彼。自己紹介をするのだろう。それに続き私もゆったりと、白く落ち着きのある髪を靡かせながら向かった。






↓↓↓





 

「私はヘクタ。主に様々な補助をしている。よろしく。」


「へーてっきり敵対心剝き出しで来るんじゃないかと思ってたけどそうでもないのかな。」


「自然体に救護者として相手しているだけだ。それ以上の感情は今この現状変わることはない。例え今この瞬間不意を突かれたとしても。」


「うーん。これは気難しそうな人。」



 そう言って苦笑いをミスリア。それでも調子を崩さず何かないか思案する姿は、元の性格を想像させられるようで……、



「ーーインディゴ。」


「おぉー珍しい。翼を持ってる種族は初めて見た!」



 きゃっきゃっと、はしゃぐ彼女。確かにあまり見ない種族ではあるが、この規模の町にいたとするならば、数度見かけることはあったはず。ましてはここは中立都市近郊。獣人が表立って差別を受けることは滅多にない。



 ーーつまり外に出られない事情があった。



 閉塞的空間を好む、妙に人当たりが良い、無理な笑顔を作る。

 



「そんなに見かけない種族でもないだろう?それならミスリアの方が珍しいと思うが。その特徴的な耳と尾。兎族でもないとなれば……キメラか?」


「そうなの?種族、親にも教えて貰えなかったし気付けば耳なしって呼ばれてたんだよね。そっかー。キメラだったんだ。なんだか納得いった。」



 一人でうんうんと頷く彼女。ヴァルエに苦笑いされる始末だ。相当気が滅入っているらしい。



「…そ、そろそろ移動しよ?いつさっきミスリアが言っていた奴らが戻ってくるか分からないし。」


「確かにそうだな。これ以上ここにいても面倒ごとが更に増えるだけだろうな。」


「ですね。水の補給を行ってから直ぐに移動しましょう。」



 イミヤも続いて賛同し、最低限生命活動に支障きたさない程度の資源を補給を行うことにした。生きるためには灰と為った町からでも探索しなければならない。本当に人間は不便だ。



「食料ならまだ少しあるけど、持ってく?」


「それはありがたいです。保存調材でもありがたいです。」


「保存調材ってどんな環境でも長持ちするから便利だけど、どろぉっとして私苦手…」



 舌を出しげぇっとした顔をするヴァルエ。



「嫌なら食べなければいいんじゃないか?」


「ひっどいー。食べていかないとすぐ動けなくなるの知ってる癖に。」


「確かに保存調材…何と言いますか食べづらいですよね。」



 イミヤでさへ顔を顰めるレベルだ。保存第一栄養第二、その次に味覚第三と続く形で言葉通りに捉えてもらって構わない。GHMからすれば、戦場には役割を果たす為だけの栄養さへ有れば良いという考えらしい。予算を削減する場所を明らかに間違えている。

 そんな考えを巡らしている間にミスリアは食糧を持ってきたようで………







「ーー保存調材じゃなくて、保護調材だけど。」



「!!!!ってことは調理できる食材ってこと!!??」



 その場にいた彼女ら全員が目を輝かせる。何ならヴァルエはもうすでにミスリアの肩を掴んで話そうとしない。身長差がある為中々危ないように見えるが仕方がない。



「…そうだけど、戦闘糧食ってそんなに酷いの?」


「すぐ分かる。」


「死ぬよりはマシってね~」



 その日の夜。GVaのメンテナンスを終え、調理場である野外に扉を開け向かう。

 空に伝う煙に暗闇の中照らされる濃い炎。


 豪勢な生の食材を使った食材が並ぶ。期待値胸を膨らま……せることはなかった。…いや、できなかった。


 まぁ味は…食材を活かしたとでも表現しておく。

 調理を任せたことに後悔したのは初めての経験だった。




→→→



 死ぬよりはマシ。確かにその言葉通りだが、選り好みできるだけ現状まだ大丈夫そんな言葉が行きかう日々。笑う気力は残るほど衝突なのだ。今日明日明後日。一瞬の出来事で、環境がガラリと変わる。そんな戦争が始まる。


 本当に気楽だ。当事者であるという自覚は本能的に理解せず、客観視することで精神の安定を図る。




ーー私はそんな奴らが………憎い

aaaaaa頭が痛いのは治った?けど変わりに鼻血が自然にでるようになった…



次から中立区に入り本格的に話が始まる予定…果たして書けるのか?


今も十分表裏がぐちゃぐちゃだけどヘクタ早く壊れないかなぁ

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