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第0章16話【作戦会議】-錯綜する目的-

やっべ、このシーン描くの忘れてた。どぉしてだよぉおおおお。


それと、書き溜めがまずい…。別のことで離れ過ぎてた。






 夕陽の照らされ、淡い白が灯る一つの病室。



「えぇっと。話を進めても良いですか?」



 何処となくぎこちない雰囲気が拭えないまま『ノウン』含むサタブラッドの対策会議が始まろうとしていた。


 ヴァルエは何も話さず目を瞑り、扉の手前に留まる。インディゴは姿勢を崩すことはなく気怠そうにこちらを見た。


 そんな様子にあわあわ、「えぇっと」と愛想笑いをしたかと思うと、戸惑いながら頬を掻く。



「…別にいいよ。どーせやることなんてないんだし。」



 その発言に乗っかりインディゴも小さく首を縦に振る。



「では、私達がこれからどうすべきか。話し合いましょう。」


「…。」



 静寂を肯定と見たのか話を続ける。



「私はこの地域からのGVを用いた脱出、任務の完遂を目的とした作戦を提案します。」



 ヘクタの方をチラチラと気にする様子ではあったが、場を進める事はできる様だ。

 しかし、そんな彼女を見ていられなかったのか口を挟むものがいた。



「あーもう。堅苦しい。いいよイミヤちゃん。」



「ですが…。」



 突然の行動に目を白黒させるイミヤ。しかし彼女も薄々感じていたのかそれ以上何も言う事はなかった。


 乾いた間を受け取ったヴァルエは何人(なんびと)にも邪魔される事はなく再び口を開いた。特定の人物に面と向かって。



「いいの。それで?君は何も言わないの?」



 その一点に視線が集中する。



 晒された当人は眉を(ひそ)めたと思えば直ぐに平静を取り戻した。



「発言してもよかったのか?てっきり話すなとばかりに威圧されていると思っていたが。」



「…そう思うんだったら………。もういい、言いたいことがあるなら早く言えってこと。」



 感情のまま話すことを抑え込もうとしているのだろうが、殆ど意味があるようには思えなかった。


 そう意味なんてないのだ。表裏一体と言われようが、所詮見られるのは一部の表層なのだから。



「なら、言わせてもらう。はっきり言うが、脱出は難しい。」



「難しい…ですか。」



 その言葉を肯定するように頷く。



 曇る表情に、不穏な空気。


 イミヤには大人しく聞いていることしかできなかった。成長しない自分に憤りを覚えながら。



 しかし、ヘクタにはどこかホッとしたような雰囲気に見えたのは気の所為だろう。



「いつ奇襲されるかも分からないような状況、そして地理的にも向こう優位。脱出できる見込みがない。」



「それで?結局どうすべきなの?」



 結局は威圧的に問い詰められるが、一応話を聞き流してくれるようだ。まぁ事前に話していたからだろうが。



「こちらがサタブラッドの拠点を襲撃。殲滅を目的とした奇襲作戦が妥当だろう。」



「で?奴らの拠点の位置はわかってるの?勝算は?のこのこ私達から顔を出して、はい負けました〜じゃ済まないんだよ?緊急時の小人数分散逃走も難しくなる。」



「場所については問題ない。既に見当がついている。どちらにせよ奴らを殲滅もしくは壊滅させなければ執拗に追いかけ回されるだけだ。」



「追いかけ回されるなら好都合でしょ?帰還地点で逆にこっちが向こうを叩ける。」



「それはあくまで仮定。無事に帰れたらの話だ。地理優位の奴らに奇襲されるのであればこちらが向こうを奇襲した方が都合の良い結果に導きやすい。」


「それに、もし仮に各自判断で逃走する事となったとしてもお互いの生存確率は0に近い。部が悪い事くらいは分かるだろ?無理だ。」



「……。」



 ヴァルエは押し黙ってしまった。彼女も心底理解しているはずだ。



 判断の後悔も。失う苦しみも。



「なら、私とリーダーは後方待機、後に援護ってことね。」



 空気が透き通る様な声で響き渡る。その一声で皆サッと現実に引き戻されたようだった。その声に嫌悪感などはなく有るものは高揚する気。



「そうだ。そして、先鋒はヴァルエ。君に任せたい。」



「…わかった。」



 彼女はただ言葉を端的に発した。



「ヴァルエさん、インディゴさん、私からもお願いします。」



 そう言葉にする。言葉にすることが意味をもたらすから。

 少し間を持たせた後、必要最低限の認識を共有する為に、形として残す為に内容を彼女の口から告げた。



「今我々が、最も警戒すべきはノウンさん。それで相違(そうい)ないと思います。ノウンさんのアーテルですが…先陣を切っていたヴァルエさんはどのように考えますか?」


「考えても仕方ない…。って言いたいとこだけど、単純に考えたら火。けど少し違う気がする。私が言えるのはそこまで。」



 乱雑に座った椅子の上で、手を横に振る。まさにお手上げなのだろう。



「でしたら…インディゴさんはどの様に考えますか?」


「アーテルの干渉が強くて、よく分からなかった。ごめん。可能性が高いのは確かに火系統だとは思う。」


「いえ、考えていただいただけでも、ありがとうございます。ーヘクタは何だと思いますか?」


「まだ、確信を持って言えることはない。イミヤと同じ考えだ。」



 望ましい答えを得られないまま過ぎる時間。仕方がないので、気持ちを切り替えてまだまだ議題を上げ続ける。


 その他、詳細な話はその場で詰めて終わった。ただ単純に。それだけだった。



 病室の去り際、インディゴがイミヤを呼び出しGVに帰った後。


 1人病室に残る姿があった。



「話がある。」



 狙い澄ましたような淀んだ空間が、そこには存在した。

 内緒の密会!?

急ピッチで話を書いたから雑だ。ごめんね。後で推敲しなきゃ。


次で話を進めるから、たぶんきっと。あ、まだ1話ある…。


空気を読むことを覚えた彼女は果たして…。

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