第0章11話【階級社会】-理想の街-
10話最後ミスってたごめーんネ?深夜に修正してやったよくそぉ。
ニュンベルクは理想の街だ。
そう思う住人はさぞ多いことだろう。
ここは水の都であり、医療施設も整っていることから生活水準は高いとも言える。
しかし、この辺りは寒暖差の激しい砂漠。それにより、動植物は殆ど存在しない。
時には砂嵐は地表を覆い、自然の霧が包み込む。
水すらも思うように手に入れることは難しいだろう。
されとて、技術は進歩すると言う。科学の力で何とやらと言い掛かりを受けることもやぶさかでは無い。
確かに、コップ一杯の水は簡単に生み出せよう。
だが、いくら現代技術を用いようが、街全体を覆う量の水は用意しようがない。
では、なぜこんな砂漠にニュンベルクが存在し、水の都と謳われているのか。
簡単な話だ。街の中心にはオアシスが存在し、その溢れ出る水雲が豊かな生態系を育む。
そのおかげで、この街は成り立っているのだ。
陽の光が真上から照らす中、ヘクタは商店街と思わしき通りを宥める。
昼間というのに出店は多く、誘い込みもあり、活気のあるように見える。
人通りはまずまずと言ったところだが、その人々は生き生きと暮らしていた。
広場の中央には噴水と思わしき物もあり、実に見事な物だった。
水量は少ないがそれでも存在感を示し続けている。
いたって普通の街。今は見ることが少ない普通だった街だ。
ヘクタは歩みを進める。この街を支えているオアシスがあると言う街の中央に向かって。
進むにつれ人通りが少なくなり、コンクリートにより固められた棺桶のような物件が多くなる。
進むにつれ雰囲気が一変し、明るくとも薄暗い印象を持つ奇妙な空気がヘクタを纏つく。
どうやら、街の中心への移動は考慮されていないようだ。
至る道路は腐り果て、新生の芽が芽吹き、彼方此方と削られている。
人通りが少ないから整備される訳がないと言ってしまえばそれまでだが、そもそも水源からワザワザ離れて暮らす必要があるのか。
水を引くにも時間が掛かる。これ程までに使われていない中央の街並みに意味はあるのか。
考えられるとすれば…
「……移住。」
中央に行けば行くほど裕福な生活が広がっていた。ならば、その資源の発生源は何なのか。
石油だ。
この付近の石油プラントが閉鎖されたことにより、所有主達が逃げ出した。
街に愛着などありもせず、ただその為だけにいた間に合わせ。
だからこれ程までに街の中央は閑散としている。
この世界で生き抜くことが出来なくなったから。
「酷いものだな。これ程豊かな土地があると言うのに足掻こうともしない。」
金銭という価値は今の時代でも有効。
ただの虚空でしかないのにも関わらず。
人は人を支配する欲を抑えられず、決して交わることのない境界線を引きたがる。
だから私は人を、自身を嫌悪し続ける。
「…っとそろそろか。」
見回しても変化ない凡庸な住宅街。
しかし、ヘクタは見逃すことはなかった。人の痕跡を。
十数メートル先、ただコンクリートが並ぶだけ。砂に塗れた壁が、細かい粗さが、物語っている。
「………ここだ。あとは作戦通りに……」
スシュっ
風を切る音が耳元で反響し…………
最高のウィークポイント用意してる途中ですので今暫く話の展開にお付き合い下さい。
内心「ここでこう持って来れれば最高じゃねウッヒョぉぉ」
途中の話書くの難しい。




