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異世界クズ転生 〜原作のままに生きていく〜  作者: しゅー
四章 聖域で嗤う(予定外)
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脳内会議、再び その1

このタイトルってことは……そうさ、手抜きさ!

ほぼ脳死で書いてるから、色々変でもごめんな!!!!


 ……うん、まあそんなわけで、アンリヨールってのは凄い強い悪魔なんだよね。それで、子供時代のうちに封印から目覚めて、成長後にこのゲームのラスボスになるはずだったと記憶してるんだけど……


 どう言うことなんだね、封印継続(これ)は?


「一番、よく分かりませーん!」


「二番、同じくです」


「三番もだなァ」


 ですよねー。

 しっかし、これは本当に、全くの予想外だった。まさかこんなとんでもない落とし穴があったなんて。


「ほんとだよー、ほっといても勝手に目覚めるもんだと思ってた! だって、ゲームではグリムが絡んでる描写もなかったもんねー」


「ええ、まさか放置でこんなことになるとは……」


 ぐぐ、ポイントはあの校外学習かなぁ。あそこで不自然なところに気がついたグリマニアが、宵闇の忠臣(ルミナ・アベルティー)どものサポートを決意する、みたいな感じかな?


「ありますね、その可能性は。……あれ、ですが、それではレインが気がつかないのはおかしくありませんか?」


 おっ、確かに。レインの洞察力をグリムが上回るとは思えないねー。ナイス異議。


「お褒めに預かり光栄です」


 うわドヤ顔うざっ。


「議長、りふじーん」


「ああ一番、そんなのいつものことじゃないですか……」


 おい、何ださっきからこしょこしょと。陰口か?


「まさか! 滅相もございませんとも!」


 ならいいや。


「ちょろっ」


 は?


 ………ま、いいか。

 それで、今回の議題だけど……ここは、これからの対応についてだねー。


「おや、意外ですね。ここは原因の調査から入るものと思ってましたけど」


「大縄の戦犯見つけて責めるのとか好きそうな顔してるのにー」


 どんな顔なの、それ? いや好きだけど。いいよね呵責って。


「……流石に今のはドン引いたよ」


「この人出番の度に好感度下げますね、本当に」


 …………聞こえてんぞ。


 っと、ごほん。とにかく! それもいいんだけどさ。ぶっちゃけ今回の原因は探しても仕方ないと思うんだよね。これが次回に活かせる反省になりうるかと言われたら微妙だし、しかも予兆を見逃してただけの可能性もあるから、会議の意味があるかもわからない。

 流石にこの非常時に、そこまで悠長にはしてられないよ。


「おお、確かにです。いやはや、議長の割に意見が珍しくまともですね。実に理路整然としています。何か悪いもの……いえ良い物でも食べましたか?」


 普段はどんなふうに映ってるんだよ……


「そりゃ我儘な馬鹿に決まってるだろーが」


 三番、君は廊下にたっとれ(激怒)


「廊下ってどこだよ」


 シラネ。


「うーん、横暴!」


 はいはい、話が脱線してるよー。


 ま とにかく、そんな訳だから今回はこれからの行動について話そうか。

 ………記憶係の俺! よろしく!


「はーい、任されましたー! それでは先ず、現状についてまとめましょーう。

 えー、原作『聖矢射る高貴の園』における黒幕、およびラスボスを務め上げる大悪魔アンリヨールが、今回教会に復活を阻止されました。よって本来の、ここで復活し宵闇らに力を与えるという大事な役割が、本件によって実行不可となってしまいます。

 また、それに付随して、ゲームのイベントのほとんどが起きないで学園生活が始まります! このままでは、夢の学園生活は一気にただの日常ものに成り下がり、多分王子からの必死のアプローチ以外はただの一学生と変わらないものになると思われます!」


「まあ、レインが王子を好きになるきっかけがありませんから結局結ばれませんし、私たちの10年も無駄になりますし、誰も幸せにならないですね」


 うーん、王子かわいそ。

 ……と、それは置いといて、そんな悲劇は絶対に避けないといかんね。


「あーうー、でもどうしようもなくない? 俺的にはもう諦めてここから真面目ライフに移行するべきだと思うなー」


「さりげなく前回の議題に戻さないでください。その意見は却下されたと、何度言ったらわかるのです」


 そーだぞー! 俺が決めたんだぞー! 曲げる訳ないだろー!


「うー、強情! ていうか、前回のは強行採決だって──────」


 はーい!!! それじゃみんな意見を言おうね!!!


「……………」


 な、なんで目をしてるんだい一番君。可愛いお顔が台無しだゾ?


「……………」


 は、はーい。一番君は無視してお話ししようねー……


「では、先ずは私から」


 ほい、二番どうぞ。


「やはりここは、もう一度宵闇の忠臣の方に侵入していただくほかないでしょう。ゲーム通りに事を進めたいのなら、それしかありません」


 ふーん、でもどうやって?


「………謎の人物として彼らに脅しをかける、とか?」


 ふーん、まあいいかも? 楽そうだし、原因も軽くなら探れそうだね。


「えー、俺別意見だよー?」


 お、じゃあ一番、良いよ。


「あのねー、そもそも教会なんて楽に入れるところじゃないんだし、アイツらもそんな簡単に何度もは無理だよー。それに隠れ家(アジト)もどこかわからないしね。だからここは、もう一つの方法を提案するよ!」


 ほうほう。して、「もう一つの案」とは?


「それはー、協力者を使うの!」


 ………? 誰それ。ライナスは流石に無理だよ?


「いやいや、違うよ。ほらーいるでしょー、原作でグリムに馬車馬が如く使われてた精霊(ヒト)!」


 …………あー、それってもしかして──────


「はい、はいはいはい! ここは私がやりますー!!」


 お、おう。わかったよ……じゃあ記憶係くん、どうぞ。


「はい、有難うございます!

 えー、グリムの悪事は、学園に入って以降は監視の目が厳しくなるので本人から行うことは少なくなっていきます。出歩きにくくなりますから。しかし、一応学園内のことは全て把握しておきたい。そこで彼が考案したのが、精霊による監視術でした。

 先生方の索敵に引っかからないほどの隠蔽技術を持つ精霊を捕獲し、姿を隠して学園中を昼夜見張り続ける、という凄い作戦ですね! まあ、肝心の精霊を手に入れる手段がほぼ無く、学園近くの低位精霊くらいしか候補がいなかったそうですが」


 うん、それそれ。もしかして一番、これやろうって思ってる?


「うん! 実際、あれってゲームだと武力で従わせてたけど、多分今でも同じくらいのことできるでしょ? ならやろうよ! 精霊なら流石の神官でも敵わないと思うなー」


 あー、なるほどねー。まあ、できないことはないかも。唯一俺が危険というデメリットがあるけど。


「まあ、傷つくの俺じゃないから!」


 ははっ、ど畜生め! しね!!


「笑顔で喧嘩しないでください。怖いです」


「あ、怖がらせちゃった? ごめんね、存在感なさすぎて君のこと忘れてたよ、怖がり二番君! だってあまりに君の意見が空気過ぎるんだもの!!」


「殺されたいならそう言っていただけますかねぇ!」


 わー、図星つかれて怒ったー!!


「図星じゃないですー!!!」


 わーぎゃーわーぎゃー



「………………あー、うっせェ。俺にも意見言わせろや」


「ま、私たちは茶でも飲んで待ちますかね……」


使い魔君のお話は今後絡むか謎です。原作(ゲーム)では名前があるだけのモブでした。

この物語ではモブ脱却なるか……?

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