表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界クズ転生 〜原作のままに生きていく〜  作者: しゅー
間章 Q. 人生で進む道を示せ
16/125

会議は踊る。たったひとりで その2

前回の続き


 「……確かに、三番の言う通りでしたね。そのことを考慮し忘れていました」


 「えー? 俺は忘れてなかったよ〜」


 え? じゃあ俺と二番だけが忘れてたの?


 「……受け止め難い事実です」


 「まぁ、その一番の言ってることが本当(マジ)かはわかンねぇけどな」


 なんか沈んじゃうなぁ。

 でも、こうなると一番の意見が俄然有用に思えてきたね。


 「あぁ。何もしなきゃ、何も起きねぇかンなぁ」


 「あ、いえ議長それには反対意見があります」


 お、いいよいいよ。二番どうぞ。


 「確か作中でも語られていましたが、グリマニアが主人公の恋のキューピッドであったのは間違いありません。そうですね、記憶担当?」


 「ふぇっ? あ、はひ! その通りでございまする!」


 そりゃイベント全部の原因ならそうなるでしょうな。それが?


 「つまり、逆に言えば何もしないと恋は始まりすらしないのです」


 いや、だからそれが何なのよ。

 個別ルートの相手以外とはゲーム内でもそうじゃん。


 「いえ、恋が始まらないと言うことは、ゲームの通りに進まないと言うことです」


 ……???


 「あ! なるほどぉ!」


 え、一番わかったの?


 「うん! 簡単だったね!」


 おうこらそのドヤ顔やめんかい。


 「今回はオメェの頭が足りねぇンだよ」


 ショボーン


 「……ここで思い出していただきたいのは、グリマニアの結末です」


 結末も何も、全ルート決まって特に描写なしで終わるだけでしょ?


 「ちょっと、不貞腐れて円卓に転がらないでください」


 つーん。


 「あなたは忘れていますよ、描写なし。その意味を」


 描写なし……特筆なしってことじゃないの?


 「そう! そこなのです!」


 うおい、うるさいなあ。


 「失敬。で、特筆なし、と言うのはつまり平穏無事ということです!」


 ん、まあそうだな。


 「あのゲームは結構細かくキャラの結末を描きます。たしか、二、三度出てきただけのモブですらエンディングでは何かしら書いてありました」


 あれは半分ギャグだと思うけど、まあそうだな。


 「そんなゲームで、全エンド特筆なし! この意味がわかりますか!?」


 あー、つまり何が起ころうと無事であるって言いたいのか?


 「ん! そうだよー。議長やーっとわかった〜?」


 お前マジでその純粋そうな顔も相まって煽り性能はピカイチだよ一番。


 「えへへ〜」


 褒めてない!


 「あー、要は俺たちでこの世界コントロールしようってぇ訳かい?」


 「はい。三番は話が早いですね。この先絶対の安寧があるのなら、そこを目指すべき。そう言う訳です」


 えー、でもさぁ。別に必ずしもうまくいくとは限んないよ。


 「僕もそー思うー。だってここはゲームじゃないんだよー?」


 「はい。それはわかっています。しかし、可能性は高い」


 そう言われると弱いがなぁ。


 「ともかく、、以前私の意見は主人公補助です」


 「はぁ。じゃあ、俺も意見を言わせてもらうゼェ?」


 ん、いいよー。サクサクやってってー。


 「チッ。すっかり顔がゆるキャラじみてきたなお前」


 もうかんがえるのめんどいなーって。


 「それでいいのか……? はぁ。俺の意見だがな。二人のを横取りさせてもらう」


 「あー、ずっるーい」


 「著作権侵害ですよ!」


 「ごちゃごちゃウルセェ、近寄んなアホども!」


 ほーら、喧嘩しない喧嘩しない。ドードー。


 「クソッ、で俺の意見だがな。主人公の補助をしつつ独自に動くべきだ」


 「ふーん。なんで?」


 「別に恋の成就はゲームどおりでなくとも可能だからだよ」


 あー、まあ確かに?


 「なら、無駄なごちゃごちゃ避けンのは当然だろぉ」


 ルート次第では結構大きい事件起こったりするからなぁ。


 「ダロォ? なら裏で暗躍とかする必要もないだろ」


 んー、まあ極論そうだよなあ。


 「はーい、僕意見あるー!」


 元気だな、一番。発言を許可しよう。


 「えーっとね。恋のアシストとか、それ何のメリットがあんのー?」


 ありゃ? 確かに独自に動いたら俺たちの平穏は確定しないよな。


 「そりゃ簡単なことさ。ハッピーエンドは基本国が豊かになるからだよ」


 「お、そこは私がやりましょう!

 攻略対象は様々ですが、舞台の性質上上流階級の人間が多く、ハッピーエンドではそんな彼らに主人公という強い味方がつくことで、より国が豊かになることが多いです。隠しルートはそうなりませんけど!」


 はー、成る程、そう言うことかー。


 「ま、これで俺の意見は終わりだ。あとは好きにしろ」


 「ええ。私の意見ももう出尽くしました」


 「僕の意見は変わることはないねー」


 ふむ、ではもう議論は尽くされたと言うことか。


 それでは、この三案から行動指針を決めるものとする!

 それでは、選択の時だ!


 「いや、議長だけでしょ決めんのは」


 いいんだよ、一度は言ってみたいだろ?


 「記憶しか能のない私には分かりかねます」


 そんな悲しい目すんなよー。


 と、ごほん。では。


 結果はっぴょ〜!!!


 最終結果は〜、三番の案に……


 「私の案にするとゲームイベント生で見れますよ」



 ………………………………………!



 二番のにけって〜〜〜〜い!!!!!!



 「おうちょい待てや! なんだ今のはぁ!!!」


 「なっとくいかないんですけどーーー!!」


 はいはい煩い煩い! 議長は絶対でーす。

 もうこれで議論は終わり! 閉廷! サヨナラ!


 「こ、こんな強制採決認められるかー!………」


 ◇◇◇


 はっ! い、今俺の人格が分離していたような?

 気のせいならいいのだが……。


 とにかく、俺の方針は決定だな。

 「原作ママで行く」だ。


 俺の平穏ライフ(あと生イベント)は邪魔させないぞ!!


やっとあらすじに追いついた〜。

な、長かったぜ……。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[気になる点] ここまで茶番長いと読むの嫌になってくる、
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ