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3-2

 今のやり取りに、何か不手際があったのだろか。


「私がちゃんとソラ君の名前を呼んでいるのに、ソラ君、私の名前呼んでくれていない」


「アカリ、おはよう」


 俺は、挨拶しなおした。


 鉄は熱いうちに打て、すぐやる課である。


 アカリは、満足そうによろしいと頷いた。


「今日は、どうするの? 武器屋は……うまくいかなかったんでしょう?」


「今日は、冒険者ギルドに行こうと思っているんだ」


「やっぱり、ソラ君って冒険者だったんだ?」


「違うよ。これから、なろうとしている素人(しろうと)だ」


 と、俺は、言った。


「ギルドって、色々なクエストを受けるんだよね?」


「そうらしいな」


「モンスター討伐のクエストとか危ないよ……ソラ君なら、何とかなっちゃうのかもしれないけれど……」


 と、アカリは、心配そうに言った。


 アカリの心配はもっともで、俺自身にも不安がある。


 モンスターについては伝聞のみが今の俺の知識で、実際に遭遇したことはないからだ。


「そうだ」


 と、アカリは、思い出したように言った。


「ギルドのお仕事なんだけれども、調達のクエストとかもあるらしいよ」

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