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3-1

 俺は、大きく背伸びをした。


 昨晩はぐっすりと寝られたし、夢を見るようなこともなかった。


 疲れていたからだろう。


 三日目の朝、今日も、快晴である。


(ひざ)が、少しだるいな……)


 よく寝られたものの身体の疲れがとれていないのか、少し気だるさを感じる。


 学校のスキー教室旅行の一日目を滑りまくってからの迎えた二日目の朝の疲れように、似ているような気がした。


 重たい身体を引きずって、一階まで降りると、アカリが女神エスト像に祈りを捧げていた。


 今日もよい一日でありますようになどと敬虔(けいけん)な祈りの言葉を唱えている。


(やはり、あのご神像は、本人とはかけ離れているな)


 と、俺は、思った。


 たまに話題になる、レストランやファーストフード店のメニューの画像と実際に供されるものとの著しい落差ぐらいのかけ離れっぷりである。


 エスト像は美女でエスト本人は美少女なので、一応、美、という共通点はあるのだろうが、雰囲気が決定的に違うのだ。


 祈りを終えたアカリは、俺に気づいて、


「おはよう、ソラ君」


 と、言った。


「ああ、おはよう」


 俺も、挨拶を返した。


「ブブー。やり直しですー」


 アカリの少し不満げなブーイングである。

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