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 もちろん、戦闘を通して俺のレベルが上がっていてただ今の三匹のスライムが相対的に弱く感じたという可能性もあるだろう。


 テスト勉強などでも、経験があるのではないだろうか。


 何度も何度も繰り返し学習しているうちに、前はものすごく難しく感じていた問題が意外とそうでもないのではないかと感じる、そういうものである。


 慣れていくことで、不安感が消えて代わりに自信が出てくるのだ。


(ありえない話でもない)


 と、俺は、心中自己分析をしていた。


 たしかに、可能性としては否定できない。


 しかし、そうではなさそうだった、これは感覚でわかるのだ。


 この手ごたえがないとか弱いといかいうのは、RPG(アールピージー)ゲームをプレイしたことのある諸兄姉(しょけいし)なら理解できるところだろう。


 スライム、オーソドックスなRPG(アールピージー)ゲームでは、冒険の冒頭でエンカウントするモンスターだ。


 攻略サイトなどで、以下のように紹介されていたのを見たことがある。


 スライム。


 モンスターレベル1。


 ヒットポイント7。


 攻撃力7。


 守備力7。


 このスライムの攻撃力や防御力などは、7という基準値は決められている。


 そして、その基準値からの微弱な振り(はば)がある。


 ヒットポイントが10のスライムもいれぱ、攻撃力が9のスライムもいるし、守備力が4のスライムもいるのである。


 (ぞく)に言うランダム要素というものである。

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