表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

595/4635

4-383

 ところがどうだろう、今回のセドリグの件は違う。


(こいつとは、昨晩(さくばん)はじめて会った……)


 昨日は冒険者ギルドの酒場での初対面、それから今日はネムリアの森での遭遇(そうぐう)、である。


 何と言っても、昨日の今日なのだ。


 昨日の今日で、そこまで変わるものだろうか。


 時間にすれば、二十四時間も開いていないのだ。


 セドリグの気配の圧倒的な変容に、俺は、おおいに翻弄(ほんろう)されていた。


 完全に日が落ちかかっている。


 森の中というのもあるだろう、暗さがますます増していた。


「……」


 無言で上を仰げば、空は薄紫(うすむらさき)に染まりつつある。


 視界がききにくくなれば、戦いにおける不安定要素が増えることになる。


 このにらみ合いが長引けば長引くほど不利になる、そんな気がした。


(それとも……)


 俺は、眉をひそめた。


 セドリグが俺よりも一枚も二枚も上手(うわて)で、昨日は完全にこういった気配を隠していたのだろうか。


 そうだとすれば、セドリグは、なかなかの役者だ。


(……ありえない話じゃない、か……)


 と、俺は、思った。


 それとも、俺の判断力が(にぶ)っているのだろうか。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
42bpk4s771sz1iupmgjda531438n_aix_5k_8c_2
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ